2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

AI要約

マイアミGPの予選では、ポールポジション~5番手のドライバーたちがコメントを述べた。カルロス・サインツは明日のレースに期待を寄せつつ、イモラでのオーバーテイクの難しさに言及。シャルル・ルクレールは目標達成に失敗し、改善点を見つける必要があると語った。ランド・ノリスはチームとして良い日であり、明日のレースに期待を寄せる。オスカー・ピアストリはポールからのスタートを逃し、オーバーテイクの難しさを認識しながらも表彰台を目指す意気込みを見せた。そして、ポールを獲得したマックス・フェルスタッペンは困難な週末からの転機として、チーム全体の努力に感謝を述べ、予想外のポール獲得に喜びを表現した。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールを獲得し、ポジションを強調。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)はポールから逸れたが、自信を持って表彰台争いに挑む。シャルル・ルクレール(フェラーリ)は改善点を模索しつつ、レースへの期待を述べた。ランド・ノリス(マクラーレン)は良い働きを評価し、明日のレースに期待。カルロス・サインツ(フェラーリ)は苦しい予選を振り返り、レースへの集中を強調した。

マイアミGP予選でポールポジション~5番手のドライバーたちのコメント。チーム戦略や自身のポテンシャルへの自信を表明。これまでの努力や困難な状況からの転機を感じ、明日のレースに向けて意気込みを見せる。

2024年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP予選トップ10ドライバーコメント(2)

 2024年F1第6戦マイアミGPの予選が行われ、ポールポジション~5番手に入ったドライバーたちが土曜日を振り返った。ポールポジション~5番手に入ったドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ランド・ノリス(マクラーレン)、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。

■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)

予選 5番手

 ここに来る前から僅差の戦いになることは分かっていた。ソフトタイヤで一貫した走りができず、正直なところ予選でベストな走りができたわけではない。それでも明日も戦える悪くないポジションにつけることはできた。イモラではオーバーテイクは簡単ではないとはいえ、レースではたくさんチャンスもあるだろうから、集中して臨まなければならない。

 チェッカーフラッグまで戦ってティフォシに素晴らしいショーを見せ、彼らのサポートにチームとして良い結果を出すことで恩返ししたいと思う。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)

予選 4番手

 今日は目標を達成することができなかった。過去数戦は予選の最初のセクターで向上の余地が一番大きかったので、今後のレースのために、改善できるエリアを調べる必要がある。

 ライバルたちは、今日までポテンシャルすべてを見せてはいなかったようだ。彼らは、昨日から今日にかけて、僕たちよりも大きな前進を遂げた。

 アップグレードパッケージは期待どおり機能しているが、パフォーマンスを最大限に引き出す最適なウインドウを見つけるには、数回セッションを経験する必要があるだろう。今年の僕たちの強みは、レースペースだ。明日、ティフォシに誇りに思ってもらえるよう、レースで全力を尽くす。

■ランド・ノリス(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)

予選 3番手

 僕たちチームにとってとても良い日になった。今週末はここまで順調だ。予選3番手というのは悪い仕事ではない。ふたりとも、ポールタイムから、0.1秒以内の僅差につけることができたんだ。オスカーは素晴らしい仕事をしたし、マックスもそうだ。

 明日は良いレースになるだろう。ドライバーにとってエキサイティングなレースになると同時に、観客にとってもエキサイティングになるといいね。重要なのは、1周目のターン1までをうまく乗り切ること、正しい戦略を選ぶこと、そしてピットストップをうまく決めることだ。

 トップにかなり近づいた。明日が待ちきれなくて、わくわくするよ。

■オスカー・ピアストリ(マクラーレン・フォーミュラ1チーム)

予選 2番手

 今日のパフォーマンスには本当に満足している。ポールにとても近いタイムを出すことができたんだ。昨日走り出した時から、マシンをとても快適に感じていた。このグランプリを走るのは初めてだけど、エンジョイしているよ。週末を通してペースを発揮してきたし、大きな自信を持っている。

 フロントロウを失い、5番グリッドからスタートしなければならなくなり、残念だ。ここはオーバーテイクが簡単なトラックではないからね。でも、ポジションを取り戻し、表彰台争いをするためにベストを尽くすよ。

■マックス・フェルスタッペン(オラクル・レッドブル・レーシング)

予選 ポールポジション

 予選に向けてすべてがうまくいき、皆の努力が報われる形でポールを獲得することができた。今週末は苦戦し、ペースが不足し、マシンバランスも良くなかった。それでも皆で努力し、改善するために取り組み続けた。

 予選をスタートする時には、マシンバランスの感触がかなり良くなっていた。うまく状況を好転させることができたよね。

 ここは素晴らしいトラックだ。カレンダーにこういうコースがもっと含まれていればいいのにと思う。

 ここで予選ラップを走っている時、信じられないようなフィーリングを抱く。カレンダーの中にいくつか昔ながらのトラックが残っていて、そういうサーキットは本当にエキサイティングだ。僕はF1を見始めたころや、レースを始めたころに、こういうサーキットに夢中になったものだ。

 マクラーレンは強力そうだね。でも僕たちはマシンに変更を加えたことで、明日のレースに向けて、良くなったはずだ。

 レースに向けて、理想よりも少し準備が足りていないと感じるし、簡単にはいかないと予想している。それでも全力を尽くして戦うつもりだよ。

 8戦連続でポールを獲得できたのは、今回困難な週末を過ごしてきただけに、特別で誇らしいことだ。チーム全員の努力の結果、今日はうまくまとめることができた。とてもうれしい。

(予選後にメディアに対して語り)今朝ですらまだとても苦労していた。それだけにポールを獲ることができてものすごくうれしい。予想していなかった。

[オートスポーツweb 2024年05月19日]