【オークス】3着ライトバック、「2400メートルもったのはうれしい」茶木師は喜ぶ「重賞というよりG1を勝ちたい馬なので」

AI要約

桜花賞3着のライトバックは、オークスでも勝負を挑み、3着争いを制した。

騎手や調教師のコメントによると、レース中はしっかりと折り合いを保ち、末脚を使ってくれたとのこと。

茶木師は、2400メートルの距離をこなすことができたことに満足し、早くも秋のG1を意識している。

【オークス】3着ライトバック、「2400メートルもったのはうれしい」茶木師は喜ぶ「重賞というよりG1を勝ちたい馬なので」

◇19日 「第85回オークス」(G1・東京・芝2400メートル)

 桜花賞3着の底力は見せた。3番人気に支持されたライトバックは、正攻法の直線勝負。馬群の間を縫いながらメンバー中2番目の上がり3F34秒1の末脚で前に迫ったが、3着争いを制するまでが精いっぱいだった。

 ここ2戦コンビを組んできた坂井は「レース前のテンションはいつも通りでしたが、競馬ではしっかり折り合ってくれました。勝ち馬をぴったりマークして運べて最後はしっかり脚を使ってくれた」と評価。

 その言葉通りゲート裏の輪乗りでは、首を上下させて気持ちの高まりを表現。実戦での折り合いを心配させたが、いざ走り出すと後方3番手でピタリ。昨秋のアルテミスSで激しく掛かった時とは一変した走りを見せた。

 中間から実戦で折り合うための工夫を重ねてきた茶木師は「もう折り合いうんぬんを言われるようなレースぶりではなかったですね。2400メートルがもったのはうれしいです」と一定の結果に満足そう。「重賞というよりG1を勝ちたい馬なので」と早くも秋を意識していた。