リヴァプール指揮官が考える控え選手の重要性「GKだけ優秀な2人が必要なわけじゃない」

AI要約

リヴァプールはボーンマスを3-0で破り、スロット監督はチーム全体の重要性を強調。

今季初のベンチ外となった遠藤航に代わって、セカンドGKのケレハーが活躍。

スロット監督はチーム全体の一貫性と習慣の重要性にも言及している。

リヴァプール指揮官が考える控え選手の重要性「GKだけ優秀な2人が必要なわけじゃない」

リヴァプールのアルネ・スロット監督は、チーム全体の重要性について語っている。

21日に行われたプレミアリーグ第5節で、ボーンマスをホームに迎えたリヴァプール。17日にチャンピオンズリーグのミラン戦を戦ったばかりでコンディションも心配されたが、主力選手の多くをそのまま起用すると、ルイス・ディアスの2ゴールやダルウィン・ヌニェスの今季初得点で3-0と快勝を収めた。

遠藤航が今季初のベンチ外となったこの一戦だが、リヴァプールはGKアリソンの負傷によってセカンドGKのクィービーン・ケレハーが90分間ゴールマウスを守っている。会見でケレハーのパフォーマンスに加え、「優秀なGKは2人必要なのか?」と問われたスロット監督は、ベンチに座る選手も含めてチーム全体の重要性を語っている。

「そうだね、でもGKだけが2人必要なわけじゃない。優秀な右利きのウイングも、左利きのウイングも、ストライカーも2人必要だ。今日はそれが確認できたね。コーディ(ガクポ)のミラン戦の活躍、そしてルチョ(ルイス・ディアス)の活躍についても話したが、GKについても同じなんだ」

「今日はこれまでのどの試合よりもGKが必要だった。ボーンマスはこれまでの6試合よりも多くのチャンスを作った。だが、今日はクィービーンがいてくれて良かったね。本当に素晴らしいセーブだった。アリソンは他の試合で良かったけど、今日のクィービーンほどセーブが必要な場面はなかったからね」

また、今季初ゴールを奪ったヌニェスにも言及。一貫性について問われると、「一貫性はワークレート、そしてチームパフォーマンスから生まれる。チームパフォーマンスが一貫していないと、個人が一貫性を保つことも不可能だ。練習や試合で日々の習慣を身に付けないといけないね。習慣が一貫性を生むからだ。彼は今日良かったし、次の試合でもそうしてくれるかもしれない。様子を見ていこう」と答えている。