「降格だけじゃなく地球から消えてほしいようだ」ペップ、マン・C財務違反疑惑への批判に反応

AI要約

マンチェスター・Cが財務違反疑惑に巻き込まれた状況や審問の進行状況について報じられている。

グアルディオラ監督はチームパフォーマンスに焦点を当て、クラブを守る姿勢を示唆している。

監督は自身のスタイルや戦術についても言及し、チームの成功につながる要素を語っている。

「降格だけじゃなく地球から消えてほしいようだ」ペップ、マン・C財務違反疑惑への批判に反応

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、大きな話題となっている財務違反疑惑を巡りコメントした。

昨季も激しい優勝争いを制し、史上初のプレミアリーグ4連覇を達成したマンチェスター・C。しかし、プレミアリーグが2018年からスタートした財務違反疑惑による調査の結果、115件の違反が見つかったとして告発された。一方でクラブ側は不正行為を完全に否定。そして審問会は16日よりスタートしており、その動向に世界中の注目が集まっている。

審問は10週間に及ぶとされ、判決は来年の頭に下されるとも予想されている状況だが、先日にはラ・リーガのハビエル・テバス会長が「マンチェスター・Cが制裁を受けなければ、プレミアリーグの権威は失われる」と発言。さらに『テレグラフ』は、有罪と認められた場合にプレミアリーグだけでなくすべての大会で出場禁止となる可能性を伝えるなど、厳しい意見が相次いでいた。

そしてアーセナル戦へ向けた会見に出席したグアルディオラ監督は、記者から今回の審問や処分の可能性についての質問が飛ぶ中、チームパフォーマンスについて触れた際に以下のように語っている。『The Athletic』が伝えた。

「悪いシーズンでパフォーマンスによっては『これは恥だ。最悪、受け入れられない』と言われるようなこともある。だが、そういうことじゃない。90分間で、どちらかのチームが優れているということもある」

「申し訳ないが、私はいつだって自分のクラブを守りたいと思っている。特にこのご時世ではね。誰もが我々に対して、降格だけじゃなく、地球上から消え去ることを望んでいるようだ」

「対戦相手よりも調子が良かったと言える日はたくさんある。だから勝てているんだ。複雑なことじゃないさ」

またグアルディオラ監督は、自身のスタイルについて「相手は95分間、ボックス内で守備をしなければならない。これが望んでいる状況だ。理由はわかる? ボールが(自チームの)GKから遠く離れているからだ。ボールが私のチームのゴールに近づくと、震え上がってしまう」と語っている。