【ノア】マサ北宮 GHC王者・清宮海斗をバッサリ「空気を読めてないのは清宮の方」

AI要約

ノアの〝獄門鬼2世〟ことマサ北宮(35)が、初のGHCヘビー級王座取りへ悲壮な決意を語った。

北宮は13周年を迎えているキャリアで初めてのGHCヘビー級王座挑戦を果たすことに意気込みを見せる。

清宮とのタイトルマッチに向けて、北宮は過去の経験を振り返り、自らの原点に立ち返り戦いに臨む覚悟を示す。

北宮は清宮の実力を認めつつも、自身が13年間進化し続けてきたことを証明するために王座戦に臨む意思を示す。

清宮に対して挑戦表明した際には、自身の未来への燃える闘志を露わにし、勝利を目指す姿勢を見せた。

北宮は清宮をアームロックでギブアップさせるなど、勝利への意志を強く示している。王座獲得を通じて自らの正当性を証明する決意を持っている。

【ノア】マサ北宮 GHC王者・清宮海斗をバッサリ「空気を読めてないのは清宮の方」

 ノアの〝獄門鬼2世〟ことマサ北宮(35)が、初のGHCヘビー級王座取りへ悲壮な決意を語った。

 今夏のシングルのリーグ戦「N―1 VCTORY」公式戦でGHC王者の清宮海斗と30分時間切れ引き分け。その決着戦として王座挑戦を表明し、10月16日の東京・後楽園ホール大会でのタイトル戦が実現する。

 今月25日でデビュー13周年を迎える北宮は「GHCは俺の悲願ですから。もう13年、たとうとしていますからね。それなのにシングルは全くないんで…」と、頂点に届かずにいるキャリアに唇をかみ締める。

 それを踏まえ、大一番に向け「何のために(ノアに)入ったかって言ったら、この団体で一番になるためですから。それを13年もやってきてできてない。だから、何のために入ったのかっていう自分の原点に立ち返って臨みたい」とつぶやくように話した。

 清宮については「強いのはもちろんだし、ベルトを巻いてリーグ戦も取っているんだから、文句のつけようのない実績がある。うらやましい限りだよ」とGHC王者としてN―1も制した実力を認める。

 だが、振り返れば清宮の入団当時、道場での指導を任されていたのは北宮だった。年の離れた後輩に大きく先を越されている現状を認めつつ「まあ、情けないに尽きますね、そのことは。だけど最後の最後に取って、全てひっくり返す。今までの否定され続けてきた自分を肯定するにはそれしかない…」と静かに闘志を燃やした。

 なお、14日後楽園大会での行動が〝KY挑戦表明〟だと話題になったことにも言及。ノアラストマッチだった新日本プロレス・大岩陵平と清宮の激闘直後に会場全体が余韻に浸る中、北宮はズカズカとリングに上がって挑戦表明。大岩よりも先にマイクを持ったことで、清宮から「ちょっとは空気を読んでくれよ! 今日のところはお下がりください」とたしなめられる場面があった。

 これに北宮は「確かに素晴らしい試合だし、お客も、大岩頑張れとは思うでしょう。だけど、あの夜で大岩はサヨナラだったが、ノアは続きますから。俺は未来につながるマイクだった。つまり空気を読めてないのは清宮の方ですよ」と断罪。さらに「チャンピオンは、あのノンキな友情物語が何につながると思ったんだ? そんなノンキじゃね、お客もついていかないよ!」と叱責した。

 21日新宿大会での6人タッグ前哨戦で北宮は、清宮を監獄固めの体勢で捕獲してからアームロックでギブアップを奪い勢いを見せた。果たして、本当にKYなのはどちらか。タイトル戦で勝って、自らの正当性を証明するつもりだ。