森保監督がW杯最終予選同組の豪アーノルド監督辞任に「人ごとではない」10月対戦へ「対処できるように」

AI要約

サッカー日本代表の森保一監督がオーストラリア代表監督の辞任についてコメントし、日本代表の準備について言及。

森保監督は10月15日の日本vsオーストラリア戦に向けて情報収集を欠かさず、選手たちの動向を注視。

町田のFWデュークについても熱い視線を送っていることを明かし、日本代表の戦術に生かす意向。

森保監督がW杯最終予選同組の豪アーノルド監督辞任に「人ごとではない」10月対戦へ「対処できるように」

 サッカー日本代表の森保一監督が21日、町田GIONスタジアムで開催された明治安田J1リーグ第31節の町田―札幌戦を視察し、試合後取材に応じた。

 森保監督率いる日本はW杯アジア最終予選で、9月の2試合を連勝スタート。同じC組のオーストラリアは対照的に1分け1敗と苦戦し、10日にグラハム・アーノルド監督の辞任が発表された。

 現役時代には同監督と広島でともにプレーした森保監督は「アニーがいなくなるのは寂しい」としつつ「そこは人ごとではない。逆に9月の結果がアニーと同じようなことであれば、自分も今こうして皆さんの前で話していないかもしれない。監督という役割は本当に厳しいものだなと改めて感じている」とかみしめるように話した。

 日本とオーストラリアは第4戦の10月15日、埼玉スタジアムで対戦する。森保監督は「過去のデータがどれだけ有効か分からず、さらに難しくなる。ただ日本戦は2試合目で、新監督の1試合を見てから準備できるので、最大限それを有効活用する。これまで呼ばれた選手たちは把握しているし、新しい監督がどの選手を使っても対処できるようにしていきたい」と情報収集を欠かさない構えを見せた。この日途中出場し、シュートを2本放つなど存在感を発揮した町田の同代表FWデュークについても「そう思って見ていました」と入念にチェックしたことを明かした。