パルマ・鈴木彩艶は先発固定に遠い状況 昨季の正守護神チチソラとの併用も
日本代表GK鈴木彩艶(22)は、パルマで先発の座を確保できていない状況だ。
レアンドロ・チチソラ(34)との競争により、どちらが先発してもおかしくない状況が続いている。
鈴木はミスからの復活を図り、次戦での出場が期待されている。
日本代表GK鈴木彩艶(22)は、今季加入のイタリア1部パルマで確固たる先発の座をつかんでいないようだ。
イタリアメディア「パルマ・ライブ」は、鈴木と2部だった昨季の正守護神だったレアンドロ・チチソラ(34)について「鈴木かチチソラ? これはシーズン終了まで、あらゆる試合前夜につきまとう質問である」と指摘。どちらが先発してもおかくない状況というわけだ。
実際、昨季はGKの先発固定が望ましいとしてたファビオ・ペッキア監督は「一番手、2番手ということではなく、2人の先発がいるということだ」と併用もにおわせている。
リーグ戦開幕から3戦連続スタメンだった鈴木は、先月31日に行われた3戦目のナポリ戦で退場処分となり、16日のウディネーゼ戦は出場停止だった。その試合に先発したのチチソラだった。ただ、同メディアは、21日(日本時間22日)のレッチェ戦は、鈴木が先発する可能性が高いとした。
その一方で、ナポリ戦のミスが悪影響を及ぼすこともあり得るとの見方も示したが、鈴木はこの状況を打破するパフォーマンスを披露することができるか。