【DeNA】「伊勢らしく」なった伊勢大夢5年連続30登板、阪神島田・近本・中野を制圧し今季初勝利

AI要約

DeNAは伊勢大夢投手の活躍で阪神を9-6で破り、伊勢は今季初白星を挙げた。過去5試合連続無失点で復活を遂げている伊勢は、チームに貢献したいと意気込んでいる。

伊勢は以前は状態が上がらず、2カ月半のファーム調整を経て復帰。やっと伊勢らしくなってきたとコメントしており、今後の活躍が期待される。

伊勢は試合中もその力を発揮し、厳しい局面でのピッチングからチームを支えている。登板機会が増えるなか、「ハマの大明神パワー」を取り戻しつつある。

<DeNA9-6阪神>◇20日◇横浜

 伊勢が伊勢らしくなってきた。DeNA伊勢大夢投手(26)が1点リードの6回に登板。阪神の代打島田を149キロ直球で詰まらせ遊飛、近本をフォークで一ゴロに仕留めると、中野には内角150キロ直球で反応もさせずに見逃し三振と制圧した。1回無失点で勝ち投手となり、今季初白星をマークした。

 18日巨人戦では同点の8回2死一、三塁、長野を空振り三振に仕留めて火消しすると、回またぎの9回は丸を二ゴロ、坂本、吉川の2者連続三振と好投していた。

 今季は状態が上がらず、一時は実戦から約1カ月離れて“ミニキャンプ”を敢行。体を一から作り直してトレーニングした。2カ月半のファーム調整を経て1軍復帰。そして、ここにきて直近5試合連続無失点とブルペンを支える。お立ち台に上がったリリーフ右腕は「状態が戻ってきて、やっと伊勢になってきたかなという感じです。前半はふがいない投球が続いていたので、どうしてもチームに貢献したいという思いです」と力を込めた。この日の登板で入団から5年連続で30試合登板を達成。“ハマの大明神パワー”を取り戻しつつある。