「異次元としか言いようが…」 大谷翔平「50-50」達成に出身地・岩手県奥州市も沸く

AI要約

岩手県奥州市では、大谷翔平がメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したことを祝福するムードに包まれた。

奥州市役所では市長をはじめ市民が大谷選手を称賛し、喜びを分かち合った。

市民は大谷の偉業に驚きと感心の声をあげ、今後の活躍に期待を寄せている。

「異次元としか言いようが…」 大谷翔平「50-50」達成に出身地・岩手県奥州市も沸く

米大リーグ、ドジャースの大谷翔平がメジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したことを受け、地元の岩手県奥州市は20日、喜びの声に包まれた。

奥州市役所では同日午後、白地に赤い字で「祝」「50本塁打50盗塁」と染め抜かれた横断幕(縦1・2メートル、幅10メートル)が掲げられ、倉成淳市長の「大谷選手おめでとう」の掛け声に合わせてお披露目された。倉成市長は「(この日の)6打数6安打、10打点は、誰も予測できなかったと思う。すごいことをやったな、の一言です」とたたえた。

大谷が花巻東高にいたころからのファンという同市の会社員、千葉祐啓さん(57)は「あまりにもあっさりと偉業を達成してしまって、すごいというか、異次元としか言いようがない」と声を弾ませた。

大谷の活躍を確認するのが日課になっているという同市の会社員、八幡智映さん(46)は「朝の最初のニュースで49号だったのが、次(に見たときは)には51号。信じられない」と感心しきりだった。

「鳥肌が立った」と話したのは同市に住む大学生の千葉隼人さん(21)。「常に向上心を忘れず努力する姿にモチベーションをもらっている。次はワールドチャンピオンになってほしい」とさらなる活躍を期待していた。(石田征広)