高安、6連勝「ホッとした」 3場所ぶりの勝ち越し/秋場所

AI要約

大関昇進の可能性が高まる関脇大の里が10連勝で単独首位を守る。

元大関高安が6連勝で3場所ぶりの勝ち越しを果たす。

大相撲秋場所10日目の結果や優勝争いの状況について報告された。

高安、6連勝「ホッとした」 3場所ぶりの勝ち越し/秋場所

大相撲秋場所10日目(17日、両国国技館)成績次第で大関昇進の可能性が浮上する関脇大の里(24)は関脇霧島(28)を寄り切り、10連勝で単独首位を守った。霧島が敗れて1敗がいなくなり、後続とは2差に広がった。両大関は琴桜(26)が豪ノ山(26)を寄り切って7勝目、豊昇龍(25)は琴勝峰(25)を押し倒して6勝目。全勝の大の里を2敗で霧島、平幕若隆景(29)、錦木(34)、高安(34)の4人が追う。

元大関高安が錦富士を押し出し、6連勝で3場所ぶりの勝ち越しを決め「ホッとした」と息をついた。名古屋場所はけがで2日目から休場し、8月の夏巡業は全休。思うような稽古をこなせず「厳しい場所になると覚悟していた」というが、優勝争いに加わっている。「あとはけがをしないように。一生懸命やります」と、初優勝へ静かに闘志を燃やす。