東芝ドラフト候補の斎藤大輝「OBの力」母校法大戦で先制2ラン「チームの顔と言われる存在に」

AI要約

東芝の斎藤大輝内野手が母校のグラウンドでホームランを放つ。

斎藤はチームプレーに徹し、東芝を勝利に導く意欲を見せる。

斎藤は都市対抗野球を経験し、力強く振るうためにウエートトレーニングを行った。

東芝ドラフト候補の斎藤大輝「OBの力」母校法大戦で先制2ラン「チームの顔と言われる存在に」

<オープン戦:東芝12-1法大>◇13日◇法大グラウンド

 ドラフト候補に挙がる東芝の斎藤大輝内野手(23=法大)が、母校のグラウンドで豪快な1発を放った。

 初回、2死一塁から「狙っていた」という真っすぐを捉え、先制の左越え2ラン本塁打。社会人2年目も、これまでケガで法大とのオープン戦に出場するのは初めて。「OBの力を見せてやろうと(笑い)。よかったです。最高でした!」。4年間、汗を流したグラウンドで、後輩たちの目の前で打ち上げた1発に胸を張った。

 今夏、三菱重工Eastの補強に選ばれ、都市対抗野球優勝を経験した。「都市対抗野球では下位打線でしたが、イーストの中軸の好打者を見て、自分に足りないものを見て学びました」。技術はもちろん、力不足を実感し、大会後はウエートを増やし、パワーアップ。振る力をつけた。現在はチームの4番を任され「勝負強さを求められていて、最近は力強く、という意識がいい結果につながっている」と、手応えを実感している。

 ドラフト候補には挙がっているが、斎藤は「東芝を引っ張っていかないといけない存在。チームの顔と言われる存在になりたい」と、今はチームプレーに徹している。すでに社会人日本選手権出場を決めている。4番として東芝を優勝に導く。