吉田正尚のレッドソックス、1カ月でポストシーズン進出確率33%→5%に急落…大谷翔平ら他の日本選手とは対照的

AI要約

レッドソックスの吉田正尚外野手はヤンキース戦で敗れ、プレーオフ進出の可能性が低下している。

一方、他の日本選手が所属する球団はプレーオフ進出が確定もしくは高い確率であり、ファンの期待が高まっている。

日本選手の活躍によってメジャーリーグは注目を集めており、様々な展開が続いている。

吉田正尚のレッドソックス、1カ月でポストシーズン進出確率33%→5%に急落…大谷翔平ら他の日本選手とは対照的

 ◇12日(日本時間13日)MLB ヤンキース2X―1レッドソックス(ニューヨーク)

 レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は敵地のヤンキース戦で相手先発が左腕だったため先発から外れた。1―1と同点の9回に代打で出場し、チェンジアップを引っ掛けて二ゴロ。1打数無安打だった。

 Rソックスは延長10回、1―2でサヨナラ負け。地元中継局NESNは「コーラ監督は毎度おなじみの作戦を採り、相手先発が左腕コルテスということで打線に右打者を並べたが、それが全くアドバンテージにならなかった」と、辛辣(しんらつ)に報じた。

 これで直近20戦14敗目を喫し、ポストシーズン(PS)進出へのボーダーラインであるワイルドカード3位ツインズとの差は4・5ゲームに開いた。米ベースボールレファレンス算出のPS進出確率は4・8%。1カ月前の32・8%から28ポイントのダウンは、メジャー全30球団でもブービーの急落ぶりだ。

 日本野手が所属するチームでは、鈴木誠也外野手を擁するカブスもPS進出確率は3・4%で、米ファングラフス算出に至っては1%しかない。鈴木は日本選手の右打者で初の2年連続20本塁打。メジャー1年目の今永昇太投手もリーグ3位の防御率3・03を誇り、登板試合はチーム21勝6敗と獅子奮迅の投げっぷりだが、それ以外の投手が先発した試合は54勝65敗のていたらくだ。

 一方、他の日本選手がプレーする他球団は対照的だ。大谷翔平と山本由伸のドジャースは既にPS進出が確定。菊池雄星のアストロズは94%、ダルビッシュ有のパドレスは92%、左ふくらはぎ痛からの復活を期する千賀滉大のメッツも69%だ。前田健太のタイガースも17%と土俵際で踏みとどまっており、日本のファンにとっては長い秋への期待が高まる。