元世界1位・朱雨玲 癌から回復「復帰できるとは思ってもみなかった。彼女との再戦は運命的なものを感じます」【卓球 WTTマカオ】

AI要約

元世界ランキング1位で甲状腺がんを克服した朱雨玲がWTTチャンピオンズマカオにワールドカード枠で現役復帰し、4年ぶりに対戦相手の王曼昱と再会。

運命的な再戦で敗れるも、感慨深く過去を振り返りながら競技から離れていた期間の成長を語る。

現在は大学の准教授として活躍し、生徒たちからも多くの学びを得ている。

元世界1位・朱雨玲 癌から回復「復帰できるとは思ってもみなかった。彼女との再戦は運命的なものを感じます」【卓球 WTTマカオ】

<2024年9月9日(月)~15日(日)WTTチャンピオンズマカオ 女子シングルス2回戦 朱雨玲 - 王曼昱 @マカオ東アジア競技大会体育館>

卓球のWTTチャンピオンズマカオ 女子シングルス2回戦が11日に行われ、元世界ランキング1位で甲状腺がんの病気から現役を引退していた朱雨玲(29=マカオ)が今大会のワールドカード枠で現役復帰。

4年前のカタールオープンで国際大会最後の対戦相手だった王曼昱(世界ランク3位)と対戦。5-11、4-11、6-11のゲームカウント0-3で敗れた。

最後に王曼昱と対戦したのは、私の最後の国際大会となった2020年のカタール・オープンでした。

今回の大会で、彼女との再戦はとても感慨深く、運命的なものを感じます。前回の対戦後、国際大会からこれほど長い間離れることになるとは想像もしていなかったです。

そして今、再び彼女と対戦することで、運命が私に卓球から離れなかったことを思い出させてくれているような気がします。

正直なところ、4年前は、それが最後の国際試合になるとは思ってもみなかったし、今さら復帰できるとは思ってもみなかった。

ここ数年、競技から離れていたとはいえ、私の人生経験が止まったわけではない。私は成長し続け、この間に私を支えてくれて、真の友情を育んでくれた多くの素晴らしい人々に出会った。この旅は私の人生を豊かにし、その一歩一歩が価値あるものであったと信じています。

(現在は大学の准教授に就任)実際、生徒たちと接していると、生徒たちが私から学んでいるのと同じくらい、いや、それ以上に私が生徒たちから学んでいることに気づくことが多いです。

彼らの視点は新鮮で、同じトピックについて議論していても、私が考えもしなかったような洞察を与えてくれます。だから彼らとの時間では、分かち合っているのと同じくらい多くの知識を得ているような気がします。

このコンペティションの準備をしている今も、生徒たちは私に応援メッセージを送ってくれています。

今後、大会に出場する機会があるかどうかはわからないですが、卓球をあきらめることはないです。