【MLB】マーリンズが逆転勝利 1点を追う8回表に3得点 元西武・ティノコは今季初セーブをマーク

AI要約

マーリンズがナショナルズを逆転勝利し、6対3で勝利。ベンダーが5勝目を挙げ、ティノコが今季初セーブ。ローは逆転を許し4敗目。

初回に3点を先制されるも、マーリンズが3回表に2点を返す。8回表で無死1・2塁のチャンスで逆転。9回表に追加点を奪い、逆転勝利。

逆転の活躍を見せたティノコは、今年3チームでの登板数が既にキャリアハイ。昨年までの経歴も含めて解説。

【MLB】マーリンズが逆転勝利 1点を追う8回表に3得点 元西武・ティノコは今季初セーブをマーク

 日本時間9月13日、マーリンズは敵地ナショナルズ・パークでのナショナルズ4連戦がスタート。その初戦は7回終了時点で2対3とリードされていたが、8回表に3点を奪って逆転し、9回表にも追加点を奪って6対3で勝利した。マーリンズ3番手のアンソニー・ベンダーに5勝目(2敗)が記録され、4番手のヘスス・ティノコは2回パーフェクトで今季初セーブをマーク。ナショナルズ2番手のデレック・ローは3失点(自責点2)で逆転を許し、4敗目(7勝)を喫した。

 初回にディラン・クルーズのタイムリー内野安打とホセ・テナの2点タイムリー二塁打で3点を先制されたマーリンズは、3回表に反撃。ジョナ・ブライドの犠飛などで2点を返したが、1点ビハインドのまま試合終盤を迎えた。8回表無死1・2塁のチャンスでブライドがタイムリーを放ち、3対3の同点に追いつくと、無死満塁からオットー・ロペスの内野ゴロが相手のミスを誘い、2点を勝ち越し。9回表にはコナー・ノービーの犠飛で貴重な追加点を奪い、6対3で逆転勝利を収めた。

 マーリンズの勝利を締めくくった4番手のティノコは2023年に日本プロ野球の埼玉西武ライオンズでもプレー経験がある選手である。今季はレンジャーズのマイナーで開幕を迎え、5月下旬に昇格するも6月中旬に戦力外となって退団。次にロイヤルズとマイナー契約を結んだが、昇格の機会がないままカブスへトレードされ、カブスでは2試合だけ登板した。その後、7月末にウエーバーでマーリンズに加入すると、16試合で1勝0敗1セーブ、5ホールド、防御率1.33と活躍中。なお、今季は3チーム合計で27試合に登板しており、すでにキャリアハイの登板数となっている。