「今シーズン中に取り組む予定」 アダム・シルバー・コミッショナーがフランチャイズ拡張について言及

AI要約

NBAのアダム・シルバー・コミッショナーは2024-25シーズンにリーグのフランチャイズ拡張が議題に上がる可能性を示唆。

具体的な決定や拡張先についてはまだ決まっておらず、オーナー委員会を設立して検討する予定。

シアトルやラスベガスが新チームの本拠地候補として浮上しており、リーグは準備を進めつつあると報じられている。

NBAのアダム・シルバー・コミッショナーが記者会見に応じ、2024-25シーズンのどこかの時点でリーグのフランチャイズ拡張に関する話題が取り上げられるだろうと展望を語った。『ESPN』のティム・ボンテンプス記者が報じている。

シルバーは今週行なわれたリーグの理事会で、この話題が議題に上がることはなかったと認めるも、「それは関心がなかったからではなく、我々がまだ準備できていないと彼らに言ったから」とコメント。それでも「今シーズン中に取り組む予定と役員会で話した」と明かした。

「(役員会は)このプロセスに関心があるのは確かだと思う。ただし、どこにチームを作るか具体的な決定を下すどころか、そもそも拡大するかどうかも率直に言ってまだ決まっていない」

以前から新チームの本拠地候補として、シアトルとラスベガスが浮上していた。シルバーは順を追って拡張に対処するつもりと繰り返し述べていたが、CBAが2023年春に合意され、今年に入ってからは新たな放映権についての発表もあった。そうしたことから、リーグはフランチャイズ拡張の準備に動き出すとも考えられる。

ボンテンプス記者は、はじめに数人のオーナーからなる委員会を結成し、拡張の可能性を探りながら次のステップを決定するだろうと報じている。