十両筆頭の阿武咲が右足首と右膝のケガで先場所に続いて休場「約3週間の安静加療を要する見込み」

AI要約

東十両筆頭の阿武咲が大相撲秋場所5日目から休場することが発表された。

阿武咲は再び右足関節や右膝の痛みが悪化し、約3週間の安静加療を要する見込みとなっている。

阿武咲の休場は今場所で1勝3敗と苦しい状況であり、再出場がなければ来場所は十両下位まで番付を下げる可能性がある。

十両筆頭の阿武咲が右足首と右膝のケガで先場所に続いて休場「約3週間の安静加療を要する見込み」

 ◇大相撲秋場所5日目(2024年9月12日 東京・両国国技館)

 日本相撲協会は12日、東十両筆頭の阿武咲(28=阿武松部屋)が5日目から休場すると発表した。

 提出された診断書には「右変形性足関節症」「右足根洞症候群」「右膝陳旧性後十字靱帯損傷」「約3週間の安静加療を要する見込み」と記されていた。足根洞(そっこんどう)とは、足の甲にある外くるぶし付近のくぼみのこと。先場所途中休場の原因となった古傷の右足首と右膝に、再び痛みが出たとみられる。

 先場所は前頭5枚目で0勝4敗11休。すぐに右足首の手術を受け、秋場所の番付発表後には実戦稽古を再開して調整を進めてきた。部屋の新入幕・阿武剋(24)や出稽古で幕内・王鵬(24=大嶽部屋)らとも充実の稽古が積めていただけに、再起を期す場所で無念の休場となった。

 今場所ここまで1勝3敗。再出場がなければ来場所は十両下位まで番付を下げることとなる。阿武咲の休場は先場所に続いて7度目。この日対戦予定だった玉正鳳(31=片男波部屋)は不戦勝となる。