【中日】最下位ヤクルトに大敗 3連勝ならず... 守乱4失策 福永、村松、辻本が悪送球 小笠原5回自責1も4失点で11敗目 打線は1点のみ

AI要約

中日はヤクルトに敗れ、3連勝ならず。差が再び2.5に縮まった。

試合の詳細が述べられ、小笠原のピッチングや打線の不調が明らかにされた。

ヤクルトには初回から点を許し、チャンスを作るも得点に結びつかなかった。

【中日】最下位ヤクルトに大敗 3連勝ならず... 守乱4失策 福永、村松、辻本が悪送球 小笠原5回自責1も4失点で11敗目 打線は1点のみ

■プロ野球 中日 1-8 ヤクルト (11日 バンテリンドーム)

5位・中日は最下位・ヤクルトに敗れ、3連勝ならず。53勝67敗8分の借金14となり、ヤクルトとのゲーム差が再び2.5に縮まった。

試合は小笠原が初回にサンタナに13号ソロを浴びると、サード・福永、ショート・村松、セカンド・辻本の内野陣の悪送球で5回まで自責0も4失点で降板。6回には2番手・フェリスがヤクルト打線につかまり3失点、9回には祖父江が村上に2戦連発の25号ソロを浴び計9失点。打線は川越の内野ゴロ間の1点止まりで完敗となった。

先発の小笠原は今季22度目の登板、ここまで5勝でリーグ最多タイ10敗、防御率2.88。前回の9月4日・阪神戦(甲子園)は4回を8安打6失点(自責6)で負け投手。今季のヤクルト戦は3度目、0勝0敗、防御率3.65。 

立ち上がりは、2死からサンタナにバックスクリーン左へ13号ソロを浴び先制を許す。2回は三者凡退も、3回には先頭の中村に中前安打を打たれると、続く9番・吉村の犠打をチャージしてきたサード・福永の二塁への送球が中途半端なバウンドとなり村松が捕球できずオールセーフに。長岡に犠打を許すと、並木のスクイズ、サンタナの中前安打で0-3に。

相手先発・吉村に対し、スタメンは1番センター・岡林、2番サード・福永、3番レフト・川越、4番ライト・細川、5番ファースト・カリステ、6番ショート・村松、7番キャッチャー・木下、8番セカンド・辻本、9番ピッチャー・小笠原のオーダーを組んだ。

1点を追う初回の攻撃は岡林が中前安打を放つも、後続が凡退。2回にも1死から村松が安打で出塁も、木下、辻本が続けず。

4回の小笠原は先頭のオスナに左前安打、1死となり山田の遊ゴロで併殺かと思われたが、ベースカバーに入った辻本が一塁手の頭上を超える悪送球で走者を残す。それでも中村を申告敬遠で、吉村を遊ゴロに抑える。

さらに5回には先頭の長岡の平凡な遊ゴロを捕球した村松が一塁へ悪送球で出塁を許す。さらに並木に犠打、2死から村上に四球で一、三塁。ここでオスナにレフトへの適時二塁打を浴び0-4。

直後の5回の攻撃では小笠原の代打・鵜飼がサード・村上のエラーで出塁し1死二塁。さらに福永がセカンドへの内野安打、川越の投ゴロは併殺崩れとなり1-4と反撃も、細川は一邪飛に終わる。

小笠原は5回78球5安打4奪三振2四球4失点(自責1)で降板し、6回からは2番手・フェリスが登板。2死二塁から1番・長岡に中前安打を浴び一、三塁となると、並木にレフトへ適時二塁打を浴び1-5。さらにサンタナにはライトへの2点適時二塁打を許しこの回3失点で1-7。

6回の攻撃はカリステの代打・石川昂が一飛に終わるなど三者凡退。7回は2番手・丸山翔に対し、2死から岡林が内野安打を放つも福永が右飛と続かず。

8回の攻撃では木澤から川越が中前安打で出塁も、細川が空振り三振、石川昂は二ゴロ併殺打でつながらず。

9回表には祖父江が村上に左中間へ2戦連発の25号ソロを浴びリードを広げられる。9回裏は追いつくことができずゲームセット。小笠原はリーグ最多の11敗目(5勝)を喫した。