宇野昌磨さんに北京冬季五輪の団体銀メダルを授与「自分にしかないストーリーがある」仲間の思いに感激
2022年北京冬季五輪で2位となったフィギュアスケート団体に日本代表として出場した宇野昌磨さんが、銀メダルを受け取る機会が設けられた。
宇野さんはプロに転向したものの、銀メダルには重みを感じ、団体戦でのチームの団結を称えた。
授与式では欠席だったが、チームメンバーに感謝の気持ちを述べていた。
2022年北京冬季五輪で2位となったフィギュアスケート団体に日本代表として出場した宇野昌磨さん(26)が10日、銀メダルを受け取った。東京都内での日本オリンピック委員会(JOC)理事会の開始前に授与の機会が設けられた。
五輪から2年以上が経過し、自身はプロに転向したが、「この銀メダルには自分にしかないストーリーがあって重みがある。素直にうれしい」とコメント。北京での団体戦を「全員が本当に素晴らしい演技をした。一丸となって得た銀メダル」と改めて振り返った。
パリで開催された授与式はスケジュールの都合がつかず欠席。他のメンバーは手に宇野さんの名前を書くなどしてメダルを受け取った。これには感激し、「僕の意思を引き継いで、僕のことを考えてくださったというのはとてもうれしく思いました」と話していた。