朝倉兄弟、格闘技界の暗い話題に危機感「また氷河期に戻ってしまう」
朝倉未来が、弟の海との再会をYouTubeチャンネルで公開。海はUFCデビュー戦に向けてバンタオジムで練習中。未来は最近の格闘技界の暗いニュースに危機感を持つ。
未来は海との会話で格闘技界の将来について考える。2人は日本の格闘技界の存続と盛り上げに意欲的であり、具体的なイベントも話し合う。
未来と海の兄弟はファンから多くの称賛を受け、今後も格闘技界に明るいニュースを提供していくことが期待されている。
朝倉未来が、昨日4日、自身のYouTubeチャンネルで『ジムで弟に会ったわ』と題した弟の海とのコラボ動画を配信した。
海はUFCデビュー戦へ向けて約1カ月間、タイのバンタオジムで練習を積んできており、肌の色は黒くなり精悍な顔つきで兄と再会。最近の格闘技界の暗いニュースが続いていることに危機感を抱いていると明かし、ファンからは「日本の誇り」「最高すぎる2人」と安堵の声があがっている。
平本蓮のドーピング問題に対して何も語っていない朝倉未来は、引退表明後にブレイキングダウンを含めYouTube動画を積極的に公開しており、映像からはむしろ生き生きとした姿をファンに提供している印象が強い。
今回の動画でも未来は「弟の話でも聞いていきますか」と、満面に笑顔を作りながら海の横に座った。すると海が「格闘技界はいいニュースがあまりないんで、変えないとね」とこぼすと未来は「たしかにこのまま行くと、市場がUFCに流れてしまいそう。せっかく、日本をここまで盛り上げてきたのにね」と危機感を持っているという。
そして海が「ホントだよ、崩れるのは早いから気をつけないと」と気を引きしめると未来は「俺たちが6年くらいかけて再燃させた格闘技熱が一気に下がってしまうかも」と警鐘を鳴らした。
さらに未来は「UFCにみんな流れてしまって、日本の格闘技界がまた氷河期に戻ってしまうかも」と心配すると海は「でも、それはないんじゃないかな。UFCが日本で開催されれば、RIZINも含めて格闘技全体の熱が上がる。俺は、そこを目指したい」と自分が格闘技界を盛り上げることを力強く宣言した。
また未来は、「来年3月には柔術の大会に出たい。でも俺を潰しに強い選手は出てこないでね」とジョークを飛ばしつつ、柔術の大会開催については「やるならば巌流島みたいなのをもっとガチな日本風の天下一武道会みたいな感じにして、太鼓とか刀とかがあって、凄いやつの5試合くらい組むとかにしたい」と具体的な構想も明かした。
2人の会話は危機感を持ちつつも夢に溢れている印象で、動画を見たユーザーは「こんなに推せる最強兄弟いない」や「日本の誇り」「最高すぎる2人」、また「やっぱりこの兄弟は華がありますね」といった声が多く寄せられている。
朝倉海のUFCデビュー戦も含めて、朝倉兄弟はこれからも格闘技の明るいニュースを届けてくれそうだ。
