ムチョバがアダッドマイアをストレートで退け2年連続ベスト4進出 [USオープン／テニス]

AI要約

チェコのカロリーナ・ムチョバがUSオープンの準々決勝でブラジルのベアトリス・アダッドマイアを6-1 6-4で下し、ベスト4進出。ムチョバの四大大会での最高成績は昨年のUSオープン以来のもので、今回がキャリア4度目（2敗）。

1セットを6-1で取ったムチョバは2セット目で一時的にサービスを失うも、すぐにブレークバック。7年連続の出場となる28歳のムチョバは、昨年の大会で準決勝に進出し、その後の怪我で長期離脱を経験している。

今シーズンは手術後の復帰を果たしたムチョバは、7勝4敗の戦績でUSオープンに臨み、これまでにボリネッツ、大坂なおみ、ポタポワ、そしてパオリーニを破ってきた。

ムチョバがアダッドマイアをストレートで退け2年連続ベスト4進出 [USオープン／テニス]

　シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」（アメリカ・ニューヨーク／本戦8月26日～9月8日／ハードコート）の女子シングルス準々決勝でカロリーナ・ムチョバ（チェコ）が第22シードのベアトリス・アダッドマイア（ブラジル）を6-1 6-4で下してベスト4に進出した。

　四大大会でムチョバが同ラウンドを突破したのは、昨年の同大会以来でキャリア4度目（2敗）となる。

　1ゲームしか落とさず第1セットを先取したムチョバは第2セット3-2から一度だけサービスダウンを喫したが、直後にもう一度ブレークして1時間25分で試合を締めくくった。

　同大会に7年連続８度目（2016年の予選敗退を含む）の出場となる28歳のムチョバは昨年の大会で準決勝に進出し、ココ・ガウフ（アメリカ）に4-6 5-7で敗れたあと世界ランク自己最高8位に浮上した。そのあと彼女はWTAファイナルズの出場権も獲得したが、結果的にそこから手首のケガにより約9ヵ月の戦線離脱を余儀なくされた。

　今シーズンのムチョバは2月に手術を受けて6月に復帰し、パリ五輪を含め7勝4敗の戦績で大会を迎えている。

　この結果でムチョバは、アダッドマイアとの対戦成績を2勝0敗とした。屋外ハードコートでは昨年8月にシンシナティ（WTA1000）の1回戦で顔を合わせ、ムチョバが6-7(3) 6-1 6-4で勝っていた。

　今大会でのムチョバは1回戦でケイティ・ボリネッツ（アメリカ）を6-3 7-5で、2回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）を得て参戦した元世界ナンバーワンの大坂なおみ（フリー）を6-3 7-6(5)で、3回戦でアナスタシア・ポタポワ（ロシア）を6-4 6-2で、4回戦では第5シードのジャスミン・パオリーニ（イタリア）を6-3 6-3で破って8強入りを決めていた。

　ムチョバロは準決勝で、第1シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）と第6シードのジェシカ・ペグラ（アメリカ）の勝者と対戦する。