【日本代表】町田DF中山雄太「いらない情報でしたわ」中国代表監督は前回敗れたオマーンを指揮

AI要約

FC町田ゼルビアの勝利へのこだわりを日本代表でも発揮するDF中山雄太が招集された。

中山は町田での経験を活かし、勝利にこだわる日本代表としてプラスアルファのエネルギーを注入したいと意気込む。

中山は26年のW杯への強い思いを胸に、1日1日の積み上げを大切にしている。

【日本代表】町田DF中山雄太「いらない情報でしたわ」中国代表監督は前回敗れたオマーンを指揮

 FC町田ゼルビアの勝利へのこだわりの熱を日本代表でも発揮していく。

 ワールドカップ(W杯)北中米大会のアジア最終予選・中国戦(9月5日・埼玉ス)、バーレーン戦(9月10日、バーレーン)に臨む日本代表合宿が2日、千葉県内でスタートした。DF中山雄太(27=町田)は1月のアジアカップ(杯)カタール大会以来の日本代表招集で、国内組戦士として復帰した。

 中山は「久しぶりに呼ばれて、やってやるぞ、という気持ちがわき上がってくる」とし、J復帰3試合目での招集に「自分的には3試合しかやってないっていう部分は、逆に言えば(コンディションが)良くなって行くということ。その中でも呼んでいただけたのは自信となりますしうれしいこと」と話した。

 町田では黒田剛監督の下、勝利にこだわるサッカーと日々向き合っている。「やっぱり勝利こだわるチームとして日々取り組んでいる。自分はそこを意識してきたけれども、町田に入ってより自分のそこに対しての伸びしろを感じつつやれている。勝利に対しての貪欲さがあるチームだからこその、プラスアルファのエナジー、アプローチができたらいいと思っている」と決意を口にした。

 21年9月のW杯カタール大会のアジア最終予選では初戦のオマーン戦で敗れた。当時、オマーンを率いたイバンコビッチ監督が、初戦で対戦する中国の代表監督だ。報道陣から、この事実を聞かされた中山は「いらない情報でしたわ」と苦笑。W杯カタール大会は、アキレス腱(けん)断裂の大けがで断念しただけに、26年のW杯への思いは強い。「逃したからこそプラスアルファで感じるものは多いですけど、自分としては、本当に1個1個の、1日1日の目の前のものをやる上での積み上げで見えてくるもの」と足元を見つめていた。