【まるがめボート SG第70回メモリアル】優勝戦4号艇の石野貴之 グランドスラムに王手なるか

AI要約

まるがめSG「第70回ボートレースメモリアル」の準優勝戦が行われ、石野貴之選手が劇的な逆転劇で優勝戦進出を果たす。

石野選手は抜群の舟足とターンで2着からの逆転を成し遂げ、今年初のSG優勝戦進出を果たす。

石野選手は今年の目標であるメモリアルとダービー制覇に向けて、優勝戦への意気込みを見せる。

【まるがめボート SG第70回メモリアル】優勝戦4号艇の石野貴之 グランドスラムに王手なるか

 <まるがめ1日12R優勝戦>まるがめSG「第70回ボートレースメモリアル」は31日、9~11Rで準優勝戦が行われた。準優勝戦3レースで2着以内に入った6選手により、9月1日の12Rで優勝戦が行われる。

 準優勝戦9R。2号艇で出走した石野貴之(42=大阪)が起死回生の絶妙ターンで優勝戦に駒を進めた。スタートはコンマ26の圧倒的6番手。1コーナーは小さく差して残したものの、1周バックは4番手だった。しかし、2コーナー小回りで深谷知博と宮地元輝を抜いて2番手に浮上。2周1コーナーで追いすがる宮地を振り切って2着に入り、今年初のSG優勝戦進出を決めた。

 この逆転劇を可能にしたのは抜群の手応えを得る舟足があるからだ。「出足と行き足がかなりいいので2コーナーはワンチャンあると思っていた。伸び切りはそこまで変わらないが、準優勝戦の中でも足はかなりいいと思う」。仕上がりを語る表情が、その充実ぶりを物語っていた。

 クラシック、オールスター、グランドチャンピオン、オーシャンカップ、メモリアル、ダービー、チャレンジカップ、グランプリのSG8大会完全制覇まで残り2。「今年の目標はメモリアルとダービーなので勝てる調整を考えます」。4号艇で挑む優勝戦。グランドスラムに王手をかけられるか、注目の一戦だ。