「よその犬ができないことを」 敵地TV局が異例の特集、大谷翔平は「スペシャルだ」

AI要約

オリオールズの地元放送局MASNは、ドジャース対オリオールズ戦前に大谷翔平投手の特集を放送した。

オリオールズの放送局では、大谷との対戦を前に彼の驚異的な活躍や個性について称賛のコメントが続出した。

大谷はMLB史上初の50-50を達成するペースであり、現在最高の選手として注目を集めている。

「よその犬ができないことを」 敵地TV局が異例の特集、大谷翔平は「スペシャルだ」

 ドジャース・大谷翔平投手に敵地放送局も大注目だ。オリオールズの地元放送局MASNは29日(日本時間30日)の敵地・ドジャース戦前に異例の“特集”を組んで放送した。

 オリオールズの先発は新人のケイド・ポヴィッチ。今年6月にメジャーデビューしたばかりの24歳左腕だ。左腕の紹介を終えると、実況のケビン・ブラウン氏は大谷の話題を持ち出した。

「ショウヘイ・オオタニと対戦しますが、過去数年、いい結果を残している(オリオールズ)投手は少ないです。ここ4年間で3度目のMVPを取りそうな勢いです。彼のような活躍をしている選手はあまり見たことがありません」

 解説のベン・マクドナルド氏も続いた。前日28日(同29日)の始球式に登場した大谷の愛犬・デコピンの話題に触れつつだ。

「彼はスペシャルです。誰もやったことのないことを成し遂げています。犬にも(始球式を)やらせていましたが、よその犬ができないことを成し遂げました。ショウヘイ・オオタニはスペシャルな存在なのです」

 通算78勝右腕だったマクドナルド氏の称賛は続く。

「昨日放った42号はストライクのボールですらありませんでした。2盗塁もマークしました。出塁したら、盗塁することができるのです。皆さん、彼はMLB史上初の50-50を達成するペースです! 間違いなく彼は現在、最高の選手です」

 ドジャースとレギュラーシーズンで対戦するのは、この日が最後。オリオールズ放送局もvs大谷を楽しんだようだ。