“デコピンの日”に大暴れ!大谷翔平が史上2人目「42-42」42号含む2安打2盗塁 愛犬に捧げる活躍

AI要約

ドジャースの大谷翔平投手がオリオールズ戦で42号先頭打者アーチを含む2安打2盗塁を決め、史上2人目の「42-42」を達成した。

大谷は試合を通じて攻守に活躍し、自身のキャリアハイを更新する104得点をマークした。

さらに愛犬デコピンとともに球場に登場し、特別な日を演出した大谷はスタンドを沸かせた。

“デコピンの日”に大暴れ!大谷翔平が史上2人目「42-42」42号含む2安打2盗塁 愛犬に捧げる活躍

 ◇インターリーグ ドジャース6-4オリオールズ(2024年8月28日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が28日(日本時間29日)、本拠でのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場。今季4度目の先頭打者アーチとなる42号を含む2安打2盗塁で史上2人目となる「42-42」を達成した。チームも逆転勝利を飾った。

 初回の第1打席は相手先発・バーンズの外角スライダーを右翼へ運ぶ42号先頭打者アーチ。3試合ぶりの一発で試合を動かした。

 3回1死一塁の第2打席は右前打を放ち、2戦連続マルチ安打をマークした。次打者・ベッツの中前打で二塁に進むと、3番・ラックスの打席で三盗に成功。今季41盗塁目をマークした。

 5回無死一塁の第3打席は一ゴロで一塁に残ると、二盗に成功。この日、2個目の盗塁で今季42盗塁とし、1998年アレックス・ロドリゲス以来、史上2人目となる「42-42」を達成した。

 さらに、二盗で捕手の悪送球を誘って三塁まで進むと、ラックスのゴロを相手遊撃手が弾く間に生還。これで今季104得点とし、エンゼルス時代の21年に記録した103得点を上回りキャリアハイとなった。

 7回の第4打席は見逃し三振に倒れた。

 チームは初回に大谷の先頭打者アーチで先制も直後の2回に3点を奪われた。それでも3回、大谷の右前打などで好機をつくるとベッツが中前適時打。さらにT・ヘルナンデスが28号逆転3ランを放ち、試合をひっくり返した。

 5回にオリオールズに1点を返され、5-4と1点差に迫られたが直後の5回裏、大谷の二盗を足がかりに1点を奪いリードを広げ逃げ切った。

 この日は大谷と愛犬・デコピンの首振り人形(ボブルヘッド)が先着4万人に配布される日で、朝から球場外は長蛇の列ができ「大谷フィーバー」となった。

 大谷もデコピンと一緒に球場入りし、超激レア金色バージョンのボブルヘッドを手にデコピンと笑みを浮かべる様子が球団公式SNSで紹介された。

 また、始球式にもデコピンが登場。ボールを口にくわえたままマウンドから捕手、大谷の元へ“ストレート”で駆け寄って大役を果たし、大谷もデコピンを満面の笑みで抱っこ。和やかな始球式に球場は大盛り上がりとなった。

 大谷とデコピンにとって特別な日に打って走って大暴れし、フィーバーに沸くスタンドを主役自らさらに盛り上げた。