【まるがめボート SGボートレースメモリアル】秋山敏夫の“イイ値”は島村隆幸 今度は俺が金メダル

AI要約

島村隆幸がブレイク前に師匠からの助言を受け、G1やSGで実績を積み重ねている。今年既に6勝を挙げ、徳島を代表する存在となっている。

初日は逃げるチャンスを逃してしまったが、調整を考えてリベンジを狙う。何かあった際にはすぐにギアケースの調整に取り掛かる熱意を見せている。

高知県出身でレスリングの金メダリストの幼なじみに刺激を受け、今節は金メダルを獲得することを目指している。

【まるがめボート SGボートレースメモリアル】秋山敏夫の“イイ値”は島村隆幸 今度は俺が金メダル

 ボートレースまるがめのSG「第70回ボートレースメモリアル」は2日目を迎える。秋山敏夫記者の「イイ値!このレーサー」は島村隆幸だ。

 島村隆幸がブレイクする直前、師匠の丸尾義孝からじっくり話を聞いたことがある。「レースはしっかりしてきた。すんなりとはいかんと思うけど、あとは上の舞台での経験を積んでいけば…」。G1やSGでモマれたことにより、今はすっかりたくましくなった。今年も既に3月の尼崎G1センプルカップを含む6V。今は徳島を代表する選手になった。丸尾の目に狂いはなかった。

 「あくまでエンジンがちゃんと仕上がってくれての話です。少しでもズレたりすると、このメンバーに入るときついですよ。足がしっかりしていて、初めて勝負できる感じですね」

 初日は5R1枠からのスタート。きっちりと逃げておきたいレースだったが佐藤翼の差しを許してしまった。「先マイしていたので逃げないとダメでした。いいエンジンの割に出せていない。調整を考えます」。レース後はすぐにギアケースの調整に着手。もちろんペラにも思うところはあるだろう。2日目には足の上積みもあると信じたい。

 島村は鳴門推薦での出場だが、出身は高知県。母校は高知南高校(現高知国際中学高校)。最強の幼なじみとして金メダルを獲得したレスリングの女子57キロ級の桜井つぐみがおり、男子フリースタイル65キロ級の清岡幸大郎は高校の後輩になる。いい刺激をもらったのは間違いない。今節は自分が金メダルを獲る番だ。

 【秋山の買い目】1Rは<2>→<4><5><1>絡み。8Rは捲り差しで王者に勝つ。<3><1>流し。

 ◇秋山 敏夫(あきやま・としお)“卒業”してシニアスタッフ4年目。締め切り時間との戦いになるナイターSGは寿命が縮まる思い…。