マドゥエケがハット&パーマーが1G3Aの大暴れ!チェルシーが6発勝利、フェリックスも再デビュー弾

AI要約

チェルシーはウォルヴァーハンプトンとの試合で6-2の大勝を収めた。

マドゥエケのハットトリックやジョアン・フェリックスのゴールなどで圧倒的な攻撃力を見せたチェルシー。

今季初勝利を挙げ、公式戦の連勝を伸ばしている。

マドゥエケがハット&パーマーが1G3Aの大暴れ!チェルシーが6発勝利、フェリックスも再デビュー弾

プレミアリーグは25日に第2節が行われ、チェルシーは敵地でウォルヴァーハンプトンと対戦した。

今季こそ上位進出を目指し、大型補強を続けているチェルシー。この試合でも、先日2度目の加入が決まったばかりのジョアン・フェリックスに加え、デューズバリー=ホールやベイガ、ペドロ・ネト、アダラビヨオ、ギウと夏の新加入選手が揃ってベンチに入った。一方で、戦力外であることが明言されたスターリングやチルウェル、さらにハムストリングのケガでラヴィアもメンバーを外れている。

チェルシーは開始2分、左サイドからボックス内に侵入したマドゥエケが決定機を迎えると、その直後にはいきなり先制。パーマーのCKから相手DFが触り、ファーで待っていたジャクソンが頭で押し込んだ。

早々にリードを許したウルブスだが、10分にはCKからモスケラがフリーでヘッドを放つものの、シュートはわずかに枠の外へ。さらに13分にもクーニャがボックス内に飛び込んで決定機を迎えたが、ここはGKサンチェスの飛び出しに阻まれた。すると16分、カウンターから飛び出したラーソンのパスを受けたクーニャがネットを揺らす。しかし、ラーセンのオフサイドでゴールは無効に。それでも、スタンドの歓声を背にゴールへと近づいていく。一方のチェルシーも、ジャクソンやマドゥエケが決定機を迎えるなど、前半早い段階からオープンに攻め合う激しい展開になる。

すると27分、ウルブスが同点に追いつく。中盤でボールを奪い返して速攻を発動すると、持ち運んだアイ=ヌーリのパスを受けたクーニャがダイレクトで流し込んだ。良い流れの中、ホームチームが試合を振り出しに戻す。その後も一進一退の攻防が続き、両チームともにボックス付近でチャンスを作っていく。ウルブスは42分、クーニャのシュートが相手に当たってバーに直撃した。

それでも45分、チェルシーが再び勝ち越し。ゴールキックの場面でGKサンチェスが最前線のスペースへとボールを送ると、ジャクソンのパスを受けたパーマーが相手GK位置を確認し、見事なループシュートを沈めた。昨季22ゴールを奪ったエースの技あり弾で、チェルシーが再びリードを奪う。しかし、ウルブスも直後に反撃。前半アディショナルタイム、セットプレーから最後はラーセンが合わせてまたも同点に追いついた。前半は打ち合いの末、2-2で折り返す。

激しい前半を経て迎えた後半、チェルシーはムドリクに代えてペドロ・ネトを投入。昨季まで所属した古巣対戦となるウインガーを出場させた。

すると49分、チェルシーが3度目のリードを奪う。パーマーのパスを受けて右からボックスに侵入したマドゥエケがシュートを放ち、相手に当たってネットを揺らしている。さらに57分、マドゥエケが再び右から侵入してGKの股下を通すシュートを突き刺した。マドゥエケの勢いは止まらず、63分には三度パーマーのパスを受けたマドゥエケがゴール。ハットトリックを達成し、チェルシーがリードを3点に広げた。

大きなリードを手にしたチェルシーは、68分にジャクソンに代えてジョアン・フェリックスを投入。復帰したポルトガル代表FWを初出場させている。しかし76分、カイセドがプレー続行不可能に。デューズバリー=ホールと交代となった。79分にはセットプレーからレミナの豪快なボレーでネットを揺らされたものの、オフサイドに救われている。

すると80分、ペドロ・ネトのアシストからジョアン・フェリックスが再デビュー戦でゴールを奪う。試合はこのまま終了し、チェルシーが6-2でウルブスを下した。この結果、チェルシーはプレミアリーグで今季初勝利に。直近のカンファレンスリーグ・プレーオフ(vsセルヴェット:2-0)に続く公式戦の連勝となっている。