久保の決勝ゴールをスペインメディアが大絶賛! 「サムライが刀を抜いてDFの間を割った」「メリーノがいなくても久保がいる」

AI要約

久保建英が第2節のエスパニョール戦で決勝ゴールを挙げ、チームの勝利に貢献した。

久保の驚異的なパフォーマンスと不満を抱えたプレイについて紹介。

久保の今後の活躍に期待が高まる状況を述べる。

久保の決勝ゴールをスペインメディアが大絶賛! 「サムライが刀を抜いてDFの間を割った」「メリーノがいなくても久保がいる」

久保建英が第2節のエスパニョール戦で値千金の決勝ゴールを記録した。

アウェイの地に乗り込んで初勝利をあげたいソシエダは、前節からフォーメーションの変更はなく、幾人かのメンバーを入れ替えて臨んだ。前線はミケル・オヤルサバルとブライス・メンデスのツートップ、シェラルド・ベッカーを一列下げ、右サイドハーフで起用した。そして前節、左サイドで先発した久保はベンチスタートとなった。

ソシエダは試合開始からボールを支配するものの、なかなか得点が奪えない状況が続く。後半に入ると、イマノル・アルグアシル監督が最初に動く。66分に久保を含め、二枚替えを決行。するとその14分後にこの交代が当たった。

80分、久保が右サイドの深い位置でボールを持つと、DFをアウトサイドを使ったダブルタッチで見事にかわしてペナルティエリアに侵入する。そして時間に余裕を持った久保はゴールのファーを狙い、足を強く振り抜き、ゴールネットを揺らした。

結局、この得点が決勝ゴールとなり、久保がチームの勝利に貢献した。

『MUNDODEPORTIVO』は、この久保の活躍を大絶賛している。「ミケル・メリーノがいなくても、久保がいる」「サムライが刀を抜き、DFの間を割って、ゴールに突き刺した」と称えた。

久保はゴール後に笑顔はなかった。自分の背中を指し、存在を強くアピールするパフォーマンスを見せた。これはベンチスタートだったことへの不満だと窺えるが、この悔しさが驚異的なパフォーマンスにつながったことは明らか。ある意味、それを引き出した監督の采配を誉めるべきかもしれない。

今後は、再びスタメンに戻った時に継続して結果を残せるかが勝負どころだろう。今の久保ならそれをやってのけるに違いない。大いに期待したい。