奈良岡功大、連日の激闘制し準決勝へ「長すぎ」と苦笑 バド・ジャパンOP男子シングルス

AI要約

奈良岡功大(NTT東日本)はバドミントンのジャパン・オープン男子準々決勝で王子維(台湾)を破り、準決勝に進出。

激しい試合の続く中、奈良岡は体力の回復に取り組み、毎日10時間の睡眠を確保している。

準決勝では周天成(台湾)との対戦を控え、熱戦を覚悟している。

23日に横浜アリーナで行われたバドミントンのジャパン・オープン男子準々決勝で、奈良岡功大(NTT東日本)は王子維(台湾)を2-1で破り、準決勝に進出した。

1回戦、2回戦でともに80分を超える試合を制してきた奈良岡は、準々決勝もファイナルゲームまでもつれた。台湾の王との76分の熱戦に2-1で勝利した。連日の激闘に「長すぎ。2ゲームで終わるかと思ったけど、終わらなかった」と汗をぬぐった。

第1ゲームは21-13で簡単に奪った。第2ゲームは中盤から少しずつ突き放される展開に。途中から「相手の体力を削る」作戦に変更し、追い上げ及ばず19-21で落とした。第3ゲーム終盤、狙いどおり相手の足が止まった。最後は21-16で試合を決め、両手を突き上げて喜んだ。

タフな試合が続く中、毎日10時間ほどの睡眠時間を確保し、体力の回復に努めているという。「今日も早く寝る」と語った。

24日の準決勝は、パリ五輪の決勝トーナメントで敗れた周天成(台湾)と対戦する。「強いですもん。勝ち方が分かってない」と素直な気持ちを吐露した。そのうえで、「頑張るしかない。90分コース(の試合)で」と、熾烈な戦いを覚悟した。(久保まりな)