マインツ佐野海舟がブンデスリーガデビュー 開幕戦で先発出場、ウニオン・ベルリンとドロー
MF佐野海舟がブンデスリーガデビューを果たすも、マインツはウニオン・ベルリンとの試合を1-1で引き分け。
佐野は攻守に活躍し、アミリのゴールでチームを先制させるも、後半に同点弾を許す。
ベンチに下がるまで中盤で主導権を握るプレーを見せ、マインツは開幕戦で勝ち点1を獲得。
ブンデスリーガ開幕節が24日に行われ、MF佐野海舟が所属するマインツとウニオン・ベルリンが対戦した。
佐野は16日のDFBポカール1回戦で公式戦初スタメンを飾ると、中6日で迎えるリーグ開幕戦でもスタメンに抜擢され、ブンデスリーガデビューを果たした。
ボランチの一角で先発した佐野は、中盤でチームのバランスを取りながらプレー。10分には味方からのスルーパスに反応し、ペナルティエリア内からシュートを放つなど、攻撃面でも存在感を示した。前半は両チームともにゴールに迫る場面を1度ずつ作ったものの、決定的な場面は少なく、0－0で折り返した。
後半は立ち上がりからマインツが攻勢を仕掛ける展開となった。すると、53分に試合が動く。ペナルティエリア手前でFWカリム・オニシウォがフリーキックを獲得すると、MFナディーム・アミリが直接狙う。綺麗な軌道を描いたシュートは壁の頭を超えて、見事なゴールネットを揺らした。マインツが先制に成功する。
しかし、74分にウニオン・ベルリンが同点に追いつく。マインツは佐野が前線から2度追いでプレスをかけるも、周囲が連動せずに前進を許すと、佐野が戻り切れないタイミングでペナルティエリア手前にボールを入れられる。ウニオン・ベルリンはこれを逃さず、MFラースロー・ベーネスが強烈なミドルシュートをゴールネットに突き刺した。
佐野は85分にネルソン・バイパーとの交代でベンチに下がった。試合終盤にマインツがゴールに迫ったが、このまま1－1で終了。マインツはホームでの開幕戦で勝ち点1を獲得した。
