古江彩佳 意地のバーディー締めで予選突破「上を見ていけたら」

AI要約

古江彩佳はAIG全英女子オープンの2日目に通算1オーバーで決勝に進出。

最終18番で2メートルのバーディーパットを沈め、カットライン上に浮上。

古江は後半4ボギーを叩きながらも、最後の18番で自分のゴルフを精一杯打ち、トップ10入りを目指す意気込みを見せた。

 ◇米女子ゴルフツアーAIG全英女子オープン第2日(2024年8月23日 セントアンドリュース・オールドコース=6784ヤード、パー72)

 7月のエビアン選手権でメジャー初制覇を果たした古江彩佳(24=富士通)は3バーディー、4ボギーの73にまとめ、通算1オーバーの60位とカットライン上で決勝に進んだ。

 予選通過“圏外”で迎えた最終18番。状況を把握していた古江は「入れるしかない」と気合を入れた。2メートルの軽いスライスのバーディーパットを沈めきり、予選カットライン上に浮上して決勝進出。後半は風の影響を受けて4ボギーを叩いて悪い流れで迎えた最終ホールだっただけに、24歳のメンタルの強さを感じさせる一打。「最後の18番だけ、しっかり自分のゴルフができたかなと思います」と振り返り、「一つでも上にいけるように。トップ10も目指して行きながら、上を見ていけたらなと思います」と力強く言った。