繰り上がり出場のチャンスを生かした桑田寛子がダブルスでキャリア最大のタイトルを獲得 [WTA125Kバランキージャ/テニス]

AI要約

WTA125Kのバランキージャ・オープンでファイラ/桑田組が優勝。試合時間は2時間4分。桑田は2022年以来のタイトル獲得。ファイラ/桑田組は繰り上がりで出場し決勝進出。

桑田はITFツアーでシングルス7勝&ダブルス20勝を持つが、WTA125シリーズで初の勝利。

桑田は予選で逆転負けを喫するも、ダブルスでの活躍が光った。

繰り上がり出場のチャンスを生かした桑田寛子がダブルスでキャリア最大のタイトルを獲得 [WTA125Kバランキージャ/テニス]

 WTAツアー下部大会「バランキージャ・オープン」(WTA125K/コロンビア・バランキージャ/8月12~17日/賞金総額11万5000ドル/ハードコート)の女子ダブルス決勝で、ジェシカ・ファイラ(アメリカ)/桑田寛子(島津製作所)が第1シードのクイン・グリーソン(アメリカ)/イングリッド・マルチンス(ブラジル)を4-6 7-6(2) [10-7]で倒して優勝を飾った。試合時間は2時間4分。

 ファイラと桑田のコンビは、今回が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んだ2週間前のレキシントン(W75/ハードコート)では初戦を突破したあと、準々決勝でカーメン・コーリー/イバナ・コーリー(ともにアメリカ)に5-7 6-3 [6-10]で敗れていた。

 2022年5月以来のタイトルを獲得した33歳の桑田はITFツアーでシングルス7勝&ダブルス20勝を挙げているが、WTA125シリーズで勝ったのは今回が初となる。

 欠場者が出たため繰り上がりで出場が決まったファイラ/桑田は1回戦でエルサ・ジャクモ(フランス)/ソラナ・シエラ(アルゼンチン)を3-6 6-4 [10-4]で、準決勝では第2シードのデスタニー・アイアバ(オーストラリア)/デスピナ・パパミハイル(ギリシャ)を6-1 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 桑田はシングルスの予選に第7シードで出場していたが、初戦でマルチナ・オカロバ(スロバキア)に6-0 2-6 1-6で逆転負けを喫していた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Altは繰り上がり出場

<試合結果◎日本人選手>

■女子ダブルス決勝

○6ジェシカ・ファイラ/桑田寛子(アメリカ/島津製作所)[Alt] 4-6 7-6(2) [10-7] ●1クイン・グリーソン/イングリッド・マルチンス(アメリカ/ブラジル)[1]

■女子ダブルス準決勝

○6ジェシカ・ファイラ/桑田寛子(アメリカ/島津製作所)[Alt] 6-1 6-2 ●8デスタニー・アイアバ/デスピナ・パパミハイル(オーストラリア/ギリシャ)[2]

■女子ダブルス1回戦

○6ジェシカ・ファイラ/桑田寛子(アメリカ/島津製作所)[Alt] 3-6 6-4 [10-4] ●5エルサ・ジャクモ/ソラナ・シエラ(フランス/アルゼンチン)

■予選1回戦

●16桑田寛子(日本/島津製作所)[7] 6-0 2-6 1-6 ○15マルチナ・オカロバ(スロバキア)