京都国際が決勝初のタイブレークを制して初優勝、関東一の粘り届かず【24年・夏甲子園】

AI要約

京都国際が延長10回タイブレークの末に、関東一を破って初優勝を果たす。

先発・中崎 琉生投手と西村 一毅投手が投手陣の活躍で勝利をもたらす。

関東一は坂井 遼投手を中心にした完封リレーだったが、最後の最後で逆転を許す。

京都国際が決勝初のタイブレークを制して初優勝、関東一の粘り届かず【24年・夏甲子園】

<第106回全国高校野球選手権大会:京都国際2-1関東一(延長10回タイブレーク)>◇23日◇決勝◇甲子園

京都国際(京都)が延長10回タイブレークの末に、関東一(東東京)を破って、春夏通じての初優勝を果たした。

0対0で9回が終わり、決勝では初となる延長タイブレークに突入。延長10回表に無死満塁から押し出し四球で1点を奪うと、犠飛で2点目を奪った。

先発・中崎 琉生投手(3年)が関東一打線を9回まで無失点。10回からは西村 一毅投手(2年)が登板し、関東一の反撃を1点に封じた。

関東一は先発の畠中 鉄心投手(3年)が6回6安打無失点に抑えると、2番手の坂井 遼投手(3年)が9回まで無失点のリレー。投手陣の強さを象徴する「完封リレー」だったが、10回に坂井が押し出しの四球を与えて降板するなど、最後の最後で力尽きた。