【女子ボートレーサー紹介「女神にキュン」】原村百那 強いレーサーを夢見る野球女子

AI要約

原村百那は周南市出身でボートレース選手として活躍する若手女性。野球に打ち込んで育ち、高校時代には甲子園ベスト8に入った経験も持つ。

高校卒業後にボートレース選手としての道を選び、身体能力と根性を活かし、安定して強いレーサーを目指している。

プライベートではゴルフやサーフィン、旅行などを楽しむ22歳の原村百那は、親孝行も大切に考えている。

【女子ボートレーサー紹介「女神にキュン」】原村百那 強いレーサーを夢見る野球女子

 山口県周南市出身の原村百那(22=山口)はボートレース徳山から車で30分ほどのところで生まれ育ち、学生時代は野球に打ち込んだ。

 「父が少年野球の監督だった影響で小学1年からそのチームに入っていました。中学校は女子1人で野球部に所属して周南市の選抜にも選ばれましたよ。近くの高校で女子野球部があるのは広島、福岡しかなくて、福岡の折尾愛真高校に進学しました」

 男子の硬式野球部は2018年夏に甲子園初出場。自身は高校3年時に全国ベスト8に入った。

 「甲子園に出たのは自分が2年の時。女子野球部もユニホームを着てスタンドで応援しました。ポジションは主にセカンドかライト。背が小さいので小技が得意でしたね。準々決勝は最後のバッターでした」

 高校卒業後は周南市で就職したが「若いうちに何かに挑戦したい!」と一念発起。「小さい頃に父に連れられて徳山で見たボートレース」選手になる決意をした。

 「親が大好き。親孝行したい」と話す22歳。プライベートでは「ゴルフ、サーフィン、スノボ、旅行、キャンプが趣味です」と目を輝かせた。デビューから3カ月が経過。野球で培った身体能力と根性を生かして水上では「安定して強いレーサー」を目指す。

 ◇原村 百那(はらむら・ももな)2001年(平13)11月29日生まれ、山口県周南市出身の22歳。山口支部の134期生として今年5月26日の下関でデビュー。好きな食べ物は「ころころ変わるけど最近はフライドポテト。1カ月くらい前は桃でした」。1メートル53、血液型O。