【福岡ボート(サマータイム)一般】永田は3コースのスペシャリスト

AI要約

福岡ボートレース5日目の優勝戦における注目ポイントを紹介。

1号艇の優勝確率が低く、波乱要素があることが明らかになっている。

篠崎仁志や永田啓二など、勝負強さや波乱要素を持つ選手に注目が集まっている。

【福岡ボート(サマータイム)一般】永田は3コースのスペシャリスト

【記者コラム・森大輔の「勝ち組の法則」】

 <21日・福岡ボート・5日目>

 3大特選(新春開運、どんたく、お盆)の優勝戦は一筋縄でありません。2000年以降の優勝者と枠番別の優勝回数を表にしてみました

 通常なら優勝確率が高い1号艇の優勝が少ないのが一目瞭然ですね。この期間内の優勝戦1号艇は通算74戦27勝でV率は36.5%と、優勝戦1号艇のV確率としてはかなり低くなっています。

 そこで次は優出メンバーの通算V率を見てみましょう。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものですが、1号艇の前田将太は24.7%と悪くない数字とはいえ準優突破率と同様に上回る選手がいると波乱の要素は十分。今回は34.2%と強烈な勝負強さを持つ篠崎仁志がいるので、波乱の要素は十分あると言えるでしょう。

 今度はイン以外でのVの割合を示したイン以外でのV率を見てみましょう。これは優勝戦で波乱を起こしている確率であり、高ければ高いほど波乱の使者ということです。トップは42.9%の永田啓二。イン以外の12Vのうち3コースのVが7回という3コースのスペシャリスト。10月のダービーでSG初出場を決めている勢いも見逃せません。穴党ファンはぜひ永田に注目しましょう。