開幕戦でスタメン落ちも忠誠心揺るがず…ユベントス主将の33歳ダニーロ

AI要約

ユベントスの開幕戦で主将のダニーロがスタメン落ち。モッタ監督は新時代を象徴するメンバーを起用し、3-0で快勝。

ダニーロはベンチスタートから出番なしも、不満を示さず。新監督の哲学を理解し、チームの一員としての責任を果たしている。

キャプテンであるダニーロは今季の出場機会を確保し、契約が自動的に延長される可能性も示唆されている。

開幕戦でスタメン落ちも忠誠心揺るがず…ユベントス主将の33歳ダニーロ

ユベントスのキャプテン、ブラジル代表DFダニーロ(33)が開幕戦でスタメン落ち。それでも忠誠心は揺るがないという。

ユベントスは19日、セリエA第1節で昇格組コモとのホームゲーム。今季トップ昇格したFWサミュエル・ムバングラの先制点を皮切りに、3-0と快勝…良いスタートを切った。

チアゴ・モッタ新監督がゲーム主将を託したのは、高校中退から22歳までサッカー選手兼大工のセミプロだったという苦労人、DFフェデリコ・ガッティ。クラブの新時代に向けてひとつ、“色”を出した格好だ。

一方で、チーム主将のダニーロはベンチスタートから最後まで出番なし。モッタ監督が就任当初から口にしていた「誰もが役に立つチームを。必要不可欠な存在などいない」を象徴する出来事のひとつとなった。

とはいえ、ユベントス歴も長くなったダニーロが不満をのぞかせている様子は、今のところないとのこと。イタリア『カルチョメルカート』によると、なにせダニーロは指揮官が持ち込んだ新たな哲学の“最大の理解者”だという。

今季はチャンピオンズリーグ(CL)に2季ぶり参戦とあって、ダニーロが出場機会を大きく減らす前兆もなし。キャプテンは今季の公式戦50%に出場した場合、2025年6月までの契約が自動的に1年間延長されるとのことだ。