鈴木誠也に対する不可解判定が多い!? 米メディアが指摘「不運な判定を受けてきた」

AI要約

シカゴ・カブスの鈴木誠也外野手が不可解な判定に苦しんでいることが米メディアで報じられた。

鈴木はストライクゾーンの判定において不利な立場にあり、特にゾーン外の投球に対する判定が問題となっている。

データによると、鈴木は過去の試合でもストライク判定の不公平さを経験し、疑問が残る状況が続いている。

鈴木誠也に対する不可解判定が多い!? 米メディアが指摘「不運な判定を受けてきた」

 シカゴ・カブスに所属する鈴木誠也外野手は18日(日本時間19日)、トロント・ブルージェイズ戦で「3番・指名打者(DH)」として先発出場を果たし、4打数1安打2三振の成績を残している。米メディア『ブリーチャーネーション』は、同選手に対する不可解な判定に注目した。

 鈴木は今季98試合に出場し打率.263、16本塁打、56打点、OPS.801(出塁率.335 + 長打率.466)をマーク。同メディアによると、鈴木はこれまで28回も明確なボールでストライクと判定されており、正しくストライクと判定される確率は25%以下だという。同メディアは、判定ミスの部分を分析し「簡単に言うと、鈴木のゾーンは上方に偏っている。審判は、ゾーンの下部にあるストライクになるはずの球をストライクと判定せず、ゾーンより上のボールになるはずの球をストライクと判定する。彼の立ち方、構え方などに何か問題があるのだろうか?理由が何であれ、それが起こっているのは事実だ」と指摘している。

 実際、スタットキャストのデータでは、17日(同18日)の試合前の時点で、2022年以降にゾーン外の投球を2500回以上受けた選手の中で、鈴木はストライク判定率が6.5%で全野球選手中2位。これはウィルマー・フローレスの6.6%をわずかに下回る。この期間に6%を超えたのは、鈴木とフローレスの2人だけだ。同メディアは「鈴木はこれまでのキャリアを通じて、そして特に今シーズンは、ルールで定められているよりもはるかに広く、一貫性がないと思われるストライクゾーンの判定を不運にも受けてきた」と報じている。