【巨人】堀内恒夫氏「後味悪い」 警告試合のタイミング巡り審判団に異例の〝お願い〟

AI要約

元巨人監督の堀内恒夫氏が、DeNA戦で起きた乱闘についてブログで警告試合の必要性を訴えた。

試合中に大城卓と筒香への死球が投じられ、乱闘が発生。堀内氏は審判団に警告試合を要請した。

最近の試合でも警告試合が増えており、審判団の早めの判断が求められている。

【巨人】堀内恒夫氏「後味悪い」 警告試合のタイミング巡り審判団に異例の〝お願い〟

 巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏(76)が18日、自身のブログを更新。「警告試合」となった17日のDeNA戦(横浜)について「後味の悪い試合」とし、審判団に異例の要請を出した。

 試合は巨人が11―1で大勝したが、すでに大差がついていた9回の攻防で両軍が大乱闘寸前の一触即発となった。表の攻撃中に5番・大城卓が坂本から右肩に死球を受け、裏の守備時には4番手の伊藤が代打・筒香に投じた初球が死球となった。筒香は復帰後初打席。すると、激怒したオースティンがベンチを飛び出したことを皮切りに両チームが入り乱れる事態となり「警告試合」が発せられた。

 堀内氏は大城卓への死球について「たまたま『すっぽ抜けた』ボール 坂本くんのそれまでを見ていればわかる」とした上で「その後の筒香への1球 オースティンがベンチを飛び出したのは『報復』と思ったからなんじゃないのかな。でも、そう思われても仕方がない シチュエーションだったよ」と分析した。

 ただ、堀内氏はそれだけにとどまらず「そこで、審判団にお願いがある」と〝改善案〟も提示した。

「大城へのデッドボールは頭部付近でもあったからか ベンチも球場の雰囲気もあまりいいものではないと感じた。ここで『警告試合』を告げてもらいたかった。故意でないことはわかっているが 頭部付近は危ないし余計なトラブルを避けるための『警告試合』だ。早め早めに手をうってほしい」

 最近では死球をきっかけに13日のヤクルト―中日戦(神宮)、11日のロッテ―オリックス戦(ZOZOマリン)でも「警告試合」が宣告されている。