【SB】海人、圧巻の投げ技KO勝利!元GLORY6位ペトロフ破る
格闘技イベント『SHOOT BOXING 2024 act.4』が行われた。メインイベントでは海人がペトロフをKO勝利し、次なる戦いに意欲を見せた。
海人はシュートボクシングのエースとして活躍し、数々のタイトルを獲得。ペトロフは元GLORYライト級6位で、SB世界スーパーウェルター級王者。
試合では海人がペトロフを2Rで投げ飛ばしKO勝利。和田良覚レフェリーもルール通りであることを説明した。
格闘技イベント『SHOOT BOXING 2024 act.4』
2024年8月17日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント 70.0kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇海人(TEAM F.O.D/SB世界スーパーウェルター級王者)
TKO 2R 51秒 ※投げ→レフェリーストップ
●ドラゴミール・ペトロフ(ブルガリア/元GLORYライト級6位/ SENSHI-70kg王者)
海人はシュートボクシングの絶対的エース。SBやRISE、KNOCK OUT王座を次々と戴冠。今年2月、ペットモラコットに延長判定負けも、4月のダイレクトリマッチを制しリベンジ&SB世界タイトルを防衛。6月には、元GLORYライト級9位アルマン・ハンバリアンからTKO勝利を収めた。
昨年8月に敗北したGLORY世界ライト級王者ティジャニ・ベスタティへの雪辱を目指す海人にとっては、絶対に落とせない1戦だ。
対するペトロフは元GLORYライト級6位で、SENSHI-70kg王者の実績を持つファイター。なお、現在GLORYではライト級ランキングが廃止されており、かつてのライト級戦線のランカーたちは“元”扱いとなる。
1R、海人がジャブから右カーフキックで先制、ペトロフは左右フックを見舞う。海人はブロッキングでペトロフのパンチを受けると、右ストレートのカウンター。海人は右カーフ、左ジャブを多用。海人は左ヒザ蹴り、右バックスピンキックでペトロフのボディを狙う。
2R、ペトロフは左ジャブを放つが、海人はジャブから右カーフキック。すると、ペトロフの飛びヒザ蹴りの蹴り足を抱えた海人がペトロフを投げ飛ばす。ペトロフが倒れた状態から腰を押さえて痛烈ダウン、そのまま動くことは出来ず、海人のKO勝ちとなった。
珍しい形でのKO勝ちとなったが、和田良覚レフェリーは「投げて立てなかったらダウンなので、ルール通りです」と説明した。
海人はマイクを持つと「皆さんには物足りない試合を見せてしまったと思います。僕自身もそう思っています。本当に(今後は)下位の選手とはいいかなと思っている。10月はランキング1位とやりたいです。そして、12月にはGRAND ZEROもあるので、ぺスタディとGLORYのベルトを懸けて、リベンジ戦をしたいと思っています」とアピールした。