7月2勝の川崎春花が首位発進 “ダイヤモンド世代トリオ”でのプレーは「リラックスできました」

AI要約

ツアー通算4勝の川崎春花が大箱根カントリークラブで行われたCAT Ladies初日に5バーディ・1ボギーの「68」をマークし、4アンダーで単独首位発進。

川崎春花は風の強い難しいコンディションの中、特に14番ホールでのバーディがラウンドを有利に進める要因となった。

若手選手たちとのラウンドを楽しむ川崎春花は今季3勝目への幸先のスタートを切った。

7月2勝の川崎春花が首位発進 “ダイヤモンド世代トリオ”でのプレーは「リラックスできました」

<CAT Ladies 初日◇16日◇大箱根カントリークラブ(神奈川県)◇6652ヤード・パー72>

ツアー通算4勝の川崎春花が5バーディ・1ボギーの「68」をマーク。4アンダーの単独首位発進を決めた。「風が強くて難しいラウンドだったけど、ラッキーもあって4アンダーで回れました」と笑顔で1日を振り返った。

その“ラッキー”とは14番パー4でのこと。ティショットを左に曲げてラフに打ち込んだが、幸いライがいい状態。残り169ヤードを6番アイアンで放つと、バンカーを越えて、ピンそば2メートルにつけてバーディを奪った。

「風がアゲンストだったので、想像よりも距離が残っていたし、グリーンも奥行きがなかったので、難しいなと思っていたんですけど、そこでバーディを獲れてラッキーです」。厳しいコンディションを苦にすることなく、スコアを伸ばしていった。

この日は、2003年度生まれの“ダイヤモンド世代”組。櫻井心那、神谷そらとラウンドをともにした。「二人は飛ぶし、特にそらちゃんはめっちゃ飛ぶな~と思いながら見ていました。いつも2人とはしゃべってます。リラックスできました」と、親友たちとのラウンドを楽しんだ。

今季は7月の「ミネベアミツミレディス」と「大東建託・いい部屋ネットレディス」で2戦連続優勝を果たした。8月の2戦は予選落ちに終わっていたが、今季3勝目へ幸先のいいスタートダッシュを決めた。(文・神吉孝昌)