【平塚競輪(ナイター)GⅠオールスター】太田海也は時差ぼけが残っても「自分の力を信じる」

AI要約

太田海也が連勝で準決に進む。打鐘前に先頭で逃走を開始し、坂井洋との激しい力のぶつかり合いを制す。

坂井からの攻撃にも驚異の踏み直しで対応したが、打鐘から半周遅れる反省も。時差ぼけの影響もあり、日に日にコンディションを整える努力をしている。

太田は準決で自分の力を信じ、結果を出す決意を持つ。日本のエースとして期待が高まる。

【平塚競輪(ナイター)GⅠオールスター】太田海也は時差ぼけが残っても「自分の力を信じる」

<16日・平塚競輪・4日目>

 太田海也が連勝で準決に進んだ。4日目7R、打鐘前に先頭に出て逃走開始。だが、鐘4角から坂井洋が猛スピードで襲いかかり、「太田を叩いた」と実況も口にした。しかし太田はそこから驚異の踏み直し。内から合わせ切って、坂井を撃退した。迫力ある力と力のぶつかり合いだった。

 それでも「仕掛けが半周ほど遅かった」と打鐘から流したことを反省。「踏まないとと思ったが、体が反応してくれなかった。風が吹いて、風以上に消極的になった。それをものともしないくらい積極的になれなかった」と振り返った。

 原因は、パリ五輪での激闘。「時差ぼけはまだある。夜中になかなか眠れない」。だが徐々に改善しており、「日に日にコンディションは良くなっている。準決は自分の力を信じたい」。〝日本のエース〟が力を出し切れば、必ず好結果がついてくるはずだ。