「きっかけを与えてしまった」大谷翔平のドジャース、首位陥落は時間の問題…?米メディア「悪くない成績だが…」

AI要約

ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手はプレーオフ出場を目指しているが、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとサンディエゴ・パドレスが猛追し、ナ・リーグ西地区で激しい争いが展開されている。

ベッツ内野手の離脱が影響大で、大谷は活躍しながらもドジャースが低迷する時期があり、首位を維持するのに苦労している状況が続いている。

パドレスとダイヤモンドバックスは連勝を積み重ね、木曜時点でドジャースにわずか2ゲーム差となっており、激しい競争が繰り広げられている。

「きっかけを与えてしまった」大谷翔平のドジャース、首位陥落は時間の問題…?米メディア「悪くない成績だが…」

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手はキャリア初のプレーオフ出場を目指している。しかし、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとサンディエゴ・パドレスの猛追が凄まじく、ナ・リーグ西地区は熾烈な優勝争いへ発展した。米紙『ワシントンポスト』は、ムーキー・ベッツ内野手が離脱した影響が大きかったとの見解を示している。

 ベッツは6月16日(日本時間17日)に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦で左手に死球を受けて骨折した。その後、ベッツに代わって先頭打者を務めることになった大谷は活躍しているが、ドジャースは連敗を喫するなど低迷した時期がある。それでもドジャースは首位を維持しているが、その間にダイヤモンドバックスやパドレスは連勝を積み重ね、徐々に迫ってきている。ベッツを含む複数の怪我人がチームに復帰したとは言え、ドジャースは気が抜けない状況だ。

 同紙は「ベッツは左手の骨折で1ヶ月半欠場し、彼の不在中、ドジャースは以前と同じ状態ではなかった。それがダイヤモンドバックスとパドレスに動き出すきっかけを与えてしまった」と分析。続けて「そして、パドレスとダイヤモンドバックスは動き出した。この2チームはオールスターブレイク以降絶好調で、パドレスは19勝4敗、ダイヤモンドバックスは20勝5敗だ。ドジャースはその間15勝9敗と悪くない成績だが、地区首位を維持するのに苦労している。パドレス(69勝53敗)とダイヤモンドバックス(69勝53敗)は、木曜時点でドジャース(71勝51敗)にわずか2ゲーム差だった」と報じている。