日本ハム新庄監督が母校応援で甲子園へ 監督は同期「このスケジュールで…夢のよう」【甲子園】

AI要約

17日に行われる全国高校野球選手権3回戦で、西日本短大付(福岡)が京都国際と対戦する際、同校OBである日本ハムの新庄剛志監督が観戦することが決定。選手たちは大いに喜び、新庄監督の応援を力に変える決意を示す。

新庄監督は過去にも西日本短大付の野球部を応援し、いろいろな形で後輩たちを支えてきた。今年もバットの寄贈や自らの応援参加など、熱心なサポートを行い、選手たちに力を与えている。

3回戦での勝利を目指す西日本短大付は、選手たちが一丸となって戦いに臨み、32年ぶりのベスト8進出を目指す。新庄監督の存在がチームに刺激を与え、選手たちはさらなる力を発揮する意気込みを見せている。

日本ハム新庄監督が母校応援で甲子園へ 監督は同期「このスケジュールで…夢のよう」【甲子園】

 17日に行われる全国高校野球選手権3回戦で京都国際と対戦する西日本短大付(福岡)が、ビッグな先輩の応援をパワーに変える。大会本部は16日、同校OBの日本ハム新庄剛志監督が観戦すると発表された。

 西村慎太郎監督は発表前日に新庄監督のマネジャーから連絡を受けたという。朝食で新庄監督の観戦を伝えると選手たちも「おおー」と大盛り上がり。「忙しい中、このスケジュールの中で足を運んでもらえるなんて夢のよう。同級生ですけどちょっとありえんなと思います」と野球部で同期だった新庄監督ののサプライズを喜んだ。

 新庄監督は西村監督が初めて甲子園出場を決めた2004年にマイクロバス1台、前回出場の21年には「甲子園で野球をちかっぱ楽しんで暴れてきんしゃい!!」というメッセージ入りのTシャツ200枚をプレゼントしてきた。今年は大会前にバット20本を寄贈。さらに自らが甲子園に出向いて応援するという超ビッグなプレゼントで後輩を後押しする。西村監督は「本当にありがたい。学校や後輩のために行動できるのは彼のすごいところ」と感謝の気持ちを表す。

 3回戦は全国制覇した1992年以来の8強進出をかけて戦う。2試合連続で先発したエース村上太一(3年)は「まさか本当に来てくれるとは、驚きました。新庄さんが来てくれると知って自分たちも刺激を受けているので勝つ姿を見せたい」と意気込む。「今まで通り向かっていく姿勢を見せたい。選手には受け身にならず精いっぱいぶつかってほしい。僕も新庄のエネルギーを吸い取りたいと思います」と西村監督。チーム一丸となって32年ぶりのベスト8の朗報を届けるつもりだ。(前田泰子)