【甲子園】東海大相模が8強一番乗り 強力打線で8点快勝 広陵・高尾響は救援登板も5失点涙 

AI要約

東海大相模が広陵を8-1で破り、ベスト8進出を果たした。

神奈川県勢は広島県勢に夏の甲子園6連勝を記録し、春夏通算で10勝目を挙げた。

東海大相模の強力打線が広陵投手陣を打ち崩し、8点を記録した。

【甲子園】東海大相模が8強一番乗り 強力打線で8点快勝 広陵・高尾響は救援登板も5失点涙 

<全国高校野球選手権:東海大相模8-1広陵>◇16日◇3回戦

 東海大相模(神奈川)が広陵(広島)に快勝しベスト8一番乗りを果たした。8強は優勝した15年以来9年ぶり。甲子園で両校は初対戦。神奈川県勢は広島県勢に夏の甲子園6連勝。春夏通算で10勝目(4敗)を挙げた。

 初戦で12安打を放った強力打線が広陵投手陣を打ち崩し12安打で8点を奪った。

 2回に1点を先制されたが3回、1死満塁から3番中村龍之介外野手(2年)の中前2点適時打で逆転。5回には再び中村の2点適時打などで3点を追加。6回には1死二塁から7番和田勇騎内野手(3年)、8番日賀琉斗内野手(2年)、9番藤田琉生投手(3年)の3連続適時二塁打で3点を加えた。

 守っては初戦で7回無失点13奪三振の198センチ左腕・藤田が好投。2回に3四死球と制球を乱し捕逸で1点を失ったが3回以降は立ち直り6回を2安打無失点。7回からは高橋侑雅(3年)が登板。3回を無失点に抑えた。

 広陵は昨年に続き同じ神奈川県勢(昨年は慶応)に3回戦で敗れ8強入りならず。先発の左腕・山口大翔(3年)が5回途中3失点で降板。救援したエース高尾響(3年)も相手打線の勢いを止められず。1回2/3を投げ7安打を浴び5失点と打ち込まれ最後の夏が終わった。