【スターダム】岩谷麻優 他団体との交流にときめく理由「IWGPの可能性と視野が広がる」

AI要約

岩谷麻優がSareeeの自主興行でのサプライズ登場を果たし、橋本千紘&VENYとの対戦が決定。やる気の理由や他団体との試合経験から得た成長、さらなる挑戦への意欲が語られる。

岩谷麻優とSareeeのコンビは女子プロレス界最強タッグの可能性を秘め、今後の展開に期待が高まる。

2024年を目指し、5★STAR優勝と橋本&VENYの倒し、岩谷麻優の活躍が期待される。

【スターダム】岩谷麻優 他団体との交流にときめく理由「IWGPの可能性と視野が広がる」

 女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優(31)が、新たな展開に胸をときめかせている。

 13日に都内で行われたSareeeの自主興行(9月2日、東京・新宿フェイス)の会見にサプライズ登場。Sareeeと組み、橋本千紘&VENYと対戦することが発表された。現在出場中のリーグ戦「5★STAR GP」直後の参戦となるが、「ゆっくり夏休みを過ごそうとしてたけど、こんな女子プロレス界最強のカードに自分が呼ばれてうれしかったんです。プロとして受けるしかないでしょ」とオフ返上で参戦を決めた。

 いつになくやる気なのは理由がある。きっかけは、4月のSareeeとのV5戦、6月のアイスリボン・藤本つかさとのV6戦だ。「(Sareee戦は)あんなに殺意をバチバチに感じる試合は初めてぐらいだったので、新しい自分が呼び起こされた気がしたんです。その後、藤本つかさと戦った時も前とは違う成長した自分で戦えた。Sareee戦が分岐点になりましたね」

 他団体選手との試合で多くの刺激を受け、より対外志向が強まったという。「スターダムの中だけじゃなくて、未知なる怪物たちと戦っていくことで自分も成長できるし、他のベルトとの差別化ができるようになるかなって。IWGPの可能性と視野が広がると思ったので今回も受けました」と明かす。

 橋本千紘とVENYとは初対戦となるが「『今の女子プロレスで誰が強い?』って聞かれたらトップ10には名前が入る2人。戦ってみないとわからないですけど、ゆくゆくはIWGPをかけて戦うこともあるかもしれないとも思った」と今後の挑戦者候補になる可能性も視野に入れている。

 一方でSareeeとのコンビで橋本&VENYを倒せば、女子プロレス界最強タッグの誕生と言っても過言ではない。「かみ合わなくても、お互いがやりたいことをバンバンやったらいい。タッグベルト? 私たちはいろんな可能性は秘めていると思います。2024年は岩谷麻優の年にしたいと思っているので、5★STAR優勝してSareeeとのタッグで2人を倒します」。スターダムのアイコンが女子プロ界を席巻する。