カブス今永昇太、初回を3者凡退…敵地ガーディアンズ

AI要約

カブスの今永昇太投手がガーディアンズ戦に先発し、10勝目へ向かう。

対左腕の今季長打率が4割超の打者を相手に、今永は立ち上がりから好投。

前回登板では10三振を奪い、後半戦初の白星を挙げた今永。

◆米大リーグ ガーディアンズ―カブス(12日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)

 カブスの今永昇太投手が12日(日本時間13日)、10勝目へ向け、敵地のガーディアンズ戦に先発した。

 ガーディアンズ打線は、対左腕の今季長打率が4割超の打者を6番までズラリとならべる対今永用のオーダー。主砲のスイッチヒッターのラミレスは7割2分6厘と驚異的な数字を残している。

 今永は初回、先頭のクワンをクワンを遊飛、トーマスを空振り三振。3番ラミレスとの初対決では、二ゴロにしとめ3者凡退で立ち上がった。

 前回登板は6日、本拠でのツインズ戦だった。自己最多に並ぶ10三振を奪い、後半戦初白星となる9勝目を挙げた。4回1死まで打者10人のパーフェクト投球。11人目の打者に四球を与え、直後に2ランを被弾したが、失点はこの一発だけ。6回は先頭に二塁打を許しながらも後続を断ち、7回も打者3者凡退とした。

 奪った10三振のうち、9つが空振り三振。「ここ2試合は良いスプリットが投げられる状態になり、空振りが取れている」と7月10日以来、約1か月ぶりの白星を喜んでいた。

 今永は前回登板まで防御率3・06(リーグ5位)。21試合の登板でわずか18四球。これが22試合目の登板で、20チーム目。登板試合でカブスは17勝4敗となっている。