大谷翔平、最速164Kmスキーンズとの再戦は3打席2三振で快音響かず 打率3割切り3位転落

AI要約

ドジャースは投手陣が踏ん張り、パイレーツに2連勝した。

大谷翔平投手は新人右腕スキーンズとの対戦で苦戦し、無安打に抑えられた。

試合前には球団のOBが集結し、セレモニーが開催された。

大谷翔平、最速164Kmスキーンズとの再戦は3打席2三振で快音響かず 打率3割切り3位転落

<ドジャース4ー1パイレーツ>◇10日(日本時間11日)◇ドジャースタジアム

 ドジャースは投手陣が踏ん張り、パイレーツに2連勝した。大谷翔平投手(30)は「1番DH」で出場し、最速101・9マイル(約164キロ)の新人右腕スキーンズと対戦。7月のオールスター戦で先発に抜てきされたホープとの再戦は3打席で2三振、無安打に抑えられた。前回は3打数2安打。100マイル(約161キロ)超の球を本塁打としパワー勝負で上回ったが、この日はツーシームやカーブなど変化球に苦しめられた。

 打率は3割を切り、2割9分9厘8毛でリーグ2位のパドレス・プロファーと2毛差の3位に陥落。本塁打数では35号本塁打をマークしたブレーブスのオズナに追いつかれた。一方で、チームは4番ラックスを中心に打線がスキーンズを攻略。ロバーツ監督は「彼はメジャーでベスト投手の1人。それでも前回は3得点、今回は4得点奪った」と打撃陣の粘りを評価した。

 試合前には球団の歴史を築いたOBが集結し、名選手たちの功績をたたえるセレモニーが開催された。95年に新人王を獲得した野茂英雄氏(55)も参加。大谷に快音は響かなかったが、強豪球団のレジェンドたちへ勝利を届けた。(ロサンゼルス=斎藤庸裕)