山下美夢有は4位と惜しくもメダルに届かず リディア・コが金、3大会連続の表彰台
リディア・コがパリ五輪女子ゴルフ競技で金メダルを獲得し、3大会連続の表彰台を達成した。
エスター・ヘンゼライトが銀メダル、リン・シユーが銅メダルを獲得した。
日本代表の山下美夢有は4位タイ、笹生優花は54位で競技を終えた。
パリ五輪の女子ゴルフ競技は10日、ル・ゴルフ・ナショナル(6,374ヤード・パー72)で最終ラウンドが行われ、リディア・コ(ニュージーランド)が4バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「71」で回り、通算10アンダーで金メダルを獲得した。
リオデジャネイロで銀、東京で銅、パリで金と3大会連続の表彰台。また、この優勝でLPGAツアー通算20勝のコはゴルフ殿堂入りが確実なものとなった。
エスター・ヘンゼライト(独)が7バーディ、1ボギーの「66」を叩き出し、通算8アンダーで銀メダル。リン・シユー(中)が「69」で回り、通算7アンダーで銅メダルを獲得した。
山下美夢有は「73」と落とし、通算6アンダー4位タイ。9番パー5で3打目のアプローチがグリーンオーバーするなどダボとしたが、14番パー5は3打目を寄せ、15番は約6mを決め連続バーディ。しかし、16番パー3でティーショットを池に入れダボ。最終18番パー5は2オンし、イーグルパットを決めればプレーオフという場面だったが、惜しくも外れバーディだった。
地元のセリーヌ・ブティエは通算2アンダー18位タイ。世界ランク1位のネリー・コルダ(米)は「75」と落とし、通算1アンダー22位タイと2大会連続の金メダル獲得とはならなかった。
笹生優花は2バーディ、6ボギー、3ダブルボギーの「82」と崩れ、通算17オーバー54位だった。