【ゴルフ】山下美夢有はハーフを終え6人が並ぶ5位に後退、2打差3位から出るも9番痛恨ダボ

AI要約

五輪初出場の山下美夢有が最終ラウンドで3位から5位に後退

首位と5打差の山下美夢有は前半で2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーを記録

山下美夢有は9番で痛恨のダブルボギーを叩き、苦しい展開となった。

【ゴルフ】山下美夢有はハーフを終え6人が並ぶ5位に後退、2打差3位から出るも9番痛恨ダボ

<パリオリンピック(五輪):ゴルフ>◇10日◇女子最終ラウンド◇ゴルフナショナル(6374ヤード、パー72)

 首位と2打差の3位から出た五輪初出場の山下美夢有(23=加賀電子)は、6人が並ぶ5位に後退して前半9ホールを終えた。最終組の1組前でスタートし、前半を2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの38と2つ落として回り、通算5アンダー。最終組を回る10アンダーの首位リディア・コ(ニュージーランド)とは5打差に広がった。7アンダーで2位のエスター・ヘンゼライト(ドイツ)、殷若寧(中国)のメダル圏も2打差を追って後半に突入した。

 前半、一時は首位に浮上した。2番パー3で、ティーショットを3メートル余りにつけてバーディー先行。1つ後ろの最終組で回る首位スタートのコとモーガン・メトロー(スイス)が、ほぼ同じタイミングで、1番をそろってボギーとした。この時点で山下、コ、メトローの3人が8アンダーで首位に並んだ。

 その後、コが3番でバーディーを奪い、9アンダーとして抜け出すと、山下は逆に、ともにパー4の6、7番で連続ボギーとし、4位に後退した。この時点で首位と3打差。ズルズルと後退しかねない流れの中、難しい8番パー3で2つ目のバーディーを奪った。ティーショットを2・5メートルにつけて伸ばした。この時点で再び3位に浮上した。

 だが伸ばしたいパー5の9番で、痛恨のダブルボギーをたたいた。第2打をグリーン左のラフに入れると、第3打のアプローチは強く入り、グリーンを横断して反対側のラフへ。再びアプローチの第4打で寄せきれず、ピンまで14メートル。そこから3パットを要した。