【オートレース】森且行7着で準決勝敗退「跳ねがひどかった」~川口オート

AI要約

オートレーサーの森且行(50)は、跳ねる症状が突然発生し、準決勝で7位に終わる。

森は跳ね症候群に苦しみながらも、試走でのタイムから望みをつなぐ。

最終日に向け、セットを変更し万全の状態でお盆SGシリーズに臨む。

【オートレース】森且行7着で準決勝敗退「跳ねがひどかった」~川口オート

 オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=は7日、埼玉県川口オートレース場で開催中の地元シリーズ3日目・第11R「準決勝戦」に出走。8車立ての7枠から発進したが、道中で普段はまず悩むことのない跳ねる症状が突然発生して、マシンが制御不能状態に。こうなると本来の伸びを繰り出せる状況になく、後方7番手のまま力なくゴール線を通過した。勝った中村雅人に遠く及ばず、V戦進出の道はここに途絶えてしまった。

 ロッカーへ引き揚げてきた森は、想定外の跳ね症候群にひたすら首をひねり続けていた。「とにかく跳ねがひどかったです。最近は全く跳ねていなかったし、すごく珍しい症状でした。ピストンを換えてみたんですけれど、エンジンが合っていなかったのかもしれないね。何かいいところを取れないよなあ(大きくため息をつきながら)。レースでは全然突っ込めませんでしたからね…」

 それでも、全く光明がなかったわけじゃない。「あれだけ跳ねているのに、試走(3秒34)は出ているんだからね。セットが合っていないだけで、エンジンは悪くないのかもね。試走のタイムを見ると望みはあるような気がします。とにかく、最終日に向けてはセットを換えます。この後、SG(オートレースグランプリ、10日から)も控えていますし、何とかしたいよね」

 この日の7着大敗で、最終日・8日は第9R「特別一般戦」(午後2時46分)に出走する。お盆SGシリーズへ少しでも万全の態勢で向かうべく、最後までエンジンに手を加えていく。