オジェがラリー・フィンランド制す ロバンペラは痛恨クラッシュ

AI要約

世界ラリー選手権(WRC 2024)第9戦、ラリー・フィンランド(Secto Rally Finland 2024)でトヨタのセバスチャン・オジェが通算61勝目を挙げ、カッレ・ロバンペラのアクシデントにより優勝した。

地元勢として7年ぶりの優勝が期待されていたロバンペラが最後のステージで転倒、ヒョンデのティエリー・ヌービルが2位に入り、オジェとのポイント差を縮めた。

次戦は9月にギリシャで行われるアクロポリス・ラリー(EKO Acropolis Rally Greece 2024)。

オジェがラリー・フィンランド制す ロバンペラは痛恨クラッシュ

【AFP=時事】世界ラリー選手権(WRC 2024)第9戦、ラリー・フィンランド(Secto Rally Finland 2024)は4日、最終日が行われ、8度の総合優勝を誇るトヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が通算61勝目を挙げた。

 チームメートで総合2連覇中のカッレ・ロバンペラ(Kalle Rovanpera、フィンランド)は、オジェを45.8秒リードしてラスト二つのスペシャルステージを迎え、地元勢として7年ぶりの優勝が確実かに思われたところで岩を踏んで横転し、優勝を逃した。

 総合首位に立つヒョンデ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)が2位、フォード(Ford)のアドリアン・フルモー(Adrien Fourmaux、フランス)が3位に入った。

 総合順位ではヌービルが166ポイントとし、2位につけるオジェとの差は28ポイントとなっている。

 WRCは次戦9月にアクロポリス・ラリー(EKO Acropolis Rally Greece 2024)がギリシャで行われる。【翻訳編集】 AFPBB News